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スケジュール

【番組予告&前回の放送内容】つれづれ・・・散歩道 3/1は...

09年02月22日

--[ ラジオスケジュール ]--

2月15日 巣鴨大鳥神社節分祭編
2月22日 歯の矯正終了赤坂編
3月1日 野田市お醤油のまち散策編
3月8日 草加煎餅食べまくり編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合があります。  


--[ 2/22の放送内容 ]--

先日、湯島天神の梅を見てきました。早咲きの白梅がきれいでした。今年の初詣では同じ菅原道真公の京都の北の天満宮へ。学問の神であり、芸能の神でもある菅原道真公に「日頃の歌や芸能への感謝」そして「新曲がヒットしますように」・・・心に願う気持ちがあるのですね・・自然と足が向いていたのです。

湯島天神

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北野天満宮


ということで、歌に関するお話です。といっても私と歯の関係のことです。実は私、歯の矯正をしていました。あの針金のついた装置をつけていたのです。途中はずした期間もありましたが、足掛け5年。ついにこの前、完了したのです。



5年前、演歌歌手を中止し充電期間に入っていたとき、私は赤坂に住んでいました。
赤坂というと、江戸の武家屋敷が集まっていたところで20年前は料亭が数多くあり、政財界人がよく利用していたところです。
私は、赤坂で料亭を43年営んでいた福岡出身の女将さんを頼り、その女将さんのアパートに8ヶ月の間お世話になっていました。



充電期間の8ヶ月間は、肉体改造と発声のやり直しとボイストレーニングなどに通いました。
正しくない声の出し方をしていたために声帯を傷つけていたのです。
その癖を直すため、一からトレーニングし始めてから数ヶ月が過ぎたある日・・トレーナーの先生が、いいにくそうに私に言いました。「発声はよくなったのだけど「さしすせそ」の音が抜けるように聞こえるのが気になる。それは歯並びのせいかな・・・」

当時、私の前歯の2本はビーバーちゃんのように出ていたのです。
周りの方々に「それがいいんだよ」と言っていただけるため、あまり気にしていなかったのですが、そのために舌ったらずに聞こえると、これまたご指摘がありました。
そして私は、赤坂の高層ビルの「赤坂矯正まつの歯科」というところに通い始めたというわけです。



赤坂駅の今は様変わりしテレビ局に劇場やライブハウスなどのアメニューズメントパークとなっていますね。
赤坂駅を出るとエレベーターの横に、「四季樹木図」という陶板にしだれ桜の絵から四季折々が描かれています。
この桜の絵のモデルは一度見に行った福島の三春の「瀧桜」の絵です。実は地上に出ると、 この桜の子孫樹「三春桜」があります。これから見ごろですね。
また、赤坂サカスはサクラ坂があり11種類のサクラが楽しめるんです。



歯医者さんは、この坂を上がったところ。30階建ての大きなビルで、入り口にはガードマンがいて不審者をチェックしてます。
いよいよ最終日となった日、ベットに仰向けになり口をあけます。歯についた矯正の針金をペンチで、ぱちんと切るのです。これは痛かった・・・でもこれで終わる・・・鏡で見たその歯の並びの美しいこと。

痛くて死にそうなときもありましたが、おかげで舌の運びをだいぶスムーズになり、にっこり歯を見せて笑えるし、なんといっても、あれだけ口の中を年中開けたり閉じたりしていたので自分の口という楽器に詳しくなりましたし、あごもしっかりしたように思えます。
また小さい口にしてマイクをそばにつけて微妙な音も出やすくなりました。



そんなことで最終日の帰り道は、以前住んでいた料亭街のほうへ行って昼食にすることにしました。矯正装置をはずしたご褒美ランチです。中国名菜「孫」という二階建ての木造の中華料理店へいきました。テーブル席にすわり、すっぱくて辛い北京風のからみそばを食べました。辛くてトロッとして体中が温まりましたが、矯正装置がないためスムーズにおそばを食べることができ、達成感を味わった気分と赤坂での日々が懐かしく思えました。

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