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【番組予告&前回の放送内容】つれづれ・・・散歩道 4/26は...

09年04月19日

--[ ラジオスケジュール ]--

4月12日 新曲秘話編
4月19日
 茨城県古河編
4月26日 錦糸町・亀戸新曲キャンペーン編
5月3日 千葉県印西市編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合があります。  


--[ 4/12の放送内容 ]--

21年4月19日「
茨城県古河編

ちょっと前にさくらもいいけど桃の花を見に古河へ出かけました。
東京から約1時間でつきます。4回ほど訪れていますが桃見は初めてです。古河の歴史は古く、駅を出ると西口に万葉歌碑があり万葉集に古河の地名と思われる句が二句残されています。

「逢わずして行かば惜しけむまくらがの古河こぐ舟にも君も逢わぬかも」

まくらがの・・は古河にかかる枕詞でこの頃に船の渡しが存在し人の往来があったことが伺えます。

駅から10分ほど車で行くと「古河総合公園」で桃祭りは行われています。日本一の花桃の里として2000本の花が咲いています。とっても広い素敵な公園で 桃色の花が見事にきれい。桃のピンクが濃くて梅やさくらとはまた一味違うかわいらしさがあります。色の濃いのが印象的で優しい気持ちになってくるから不思 議です。



さて今度は古河城の在った日光街道古河宿の古い町並みのあるところを散策しました。
石畳のある町、古河歴史博物館や鷹見泉石記念館、篆刻記念館など、見所がたくさんありますね。私も古河へは何度も訪れていますがこの付近の佇まいが気に入っています。
それからお寺もとっても多いです。
肴町通りというところがあり、川魚を扱う御用商人がいたことによるそうで、現在も郷土の味として古河には鮒甘露煮店が6店舗あります。そこで行ってみたのが「野村甘露煮店」・・このお店のご主人の息子さんに会いました。
まだ若い30代。父親と二人で調理をされるといいます。調理場を見せていただくと鍋一杯に小さな3センチほどの鮒が整列している。約800匹かなといわれ ていました。出来立ての鮒の甘露煮をおいしい緑茶でいただきます。頭からがぶりと食べても臭みは無くて、おいしい魚という感じ。贈答やお正月など祝いの席 を彩る鮒の甘露煮は想像以上に美味でした。

野村甘露煮店



かつては江戸との往来で船が交通手段。川魚漁が盛んだったという。渡良瀬川の土手を歩いてみたら、ちょうどウォークラリーの人たちが数珠繋ぎのよ うに並んで歩いているところに遭遇しました。2日間で2500人の参加だという。この日はちょっと霞んで見えなかったけど晴れていれば西に富士。東に筑波 山と見えて、学校の校歌などの歌詞にはおなじみだそうです。
帰りにはお洒落な建物の文学館で「カポナータのミートソースカレーパスタ」を食べまし た。実は古河は地元で作ったカレー粉をつかって、21店舗が「七福カレー麺」めぐりを行っています。桃見をし、川魚を食べ、古河の町に一歩も二歩も踏み込 んだような気分です。また訪れたいと思います。

古河文学館トップ




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