スケジュール
【番組予告&前回の放送内容】つれづれ･･･散歩道 6/7は...
09年05月31日
--[ ラジオスケジュール ]--５月２４日「春日部編」
５月３１日「旧東海道吉田屋編」
６月７日「深川・千住松尾芭蕉旅立ち３２０年編」
６月１４日「南柏キャンペーン編」
※上記内容は予定となっていますので、変更される場合があります。
--[ ５/３１の放送内容 ]--
２１年５月３１日「旧東海道・立会川吉田屋」
今日の散歩道は北品川から続く旧東海道沿いにあるお蕎麦屋さんへいったお話。
江戸の4宿は東海道品川宿で東海道53次の振り出し。旧東海道の細い道は商店街が延々と続いてく...
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さて私がお邪魔したのは京浜急行 立会川駅から数分の、そば会席吉田屋さんです。
何でも150年続く老舗店。しかもこの日は特別に庭園着き離れ座敷でおそばをいただくことに！
これはもう蕎麦屋ではなく料亭といった佇まい、奥の座敷には雪見障子。手入れの行き届いた和室。目の前には池があり奥には蔵があり。都心とは思えない風情でした。
実はこの店に20年間。お昼にこの座敷を毎週月曜日に予約するという常連さんに、一度旧東海道沿いにある吉田屋のそばを食べてごらんと誘っていただいたのです。
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すべてお任せして選んでいただきました。
まずは「イカのお刺身」これが超新鮮。スプーンでシャーベットをすくったような丸い形でほどよく透明、そしてやわらかい。玉子焼きも最高。そして旬の「初鰹」の刺身がブルーのガラス細工の涼しげな器に盛られて出てきます。程よくお酢が利いてうまーい！そして焼き鳥がこれまた素材や調理にこだわって本当においしかった。そして最後の締めはやっぱりそば。部屋もきれいで目の前は大きな鯉が泳ぐ池のある庭、背筋を伸ばしておそばをいただきました。
ここのおそばはつなぎ粉は一切使わない10割そば。群馬産で湯で時間は15秒。そばのもりもくっつかないように間を空けて盛られていますし、きれいです。店主が運んでくださってすぐ召し上がってくださいと言われました。
おそばって本当にそのそばの素材そのものを食べるというかんじなんです。昔からおそばは３たてといって「打ちたて」「ゆでたて」「ひきたて」といい、出されたらすぐ食べないと伸びてしまいます。はじめは本わさびをそばにつけて食べ、後につゆにつけて食べて、蕎麦湯で楽しむと。
そしてお楽しみはうどん。ここのうどんがまたすごい・・ご主人いわくその日の朝、うどんのメン作りお客様に食べる時間に合わせて作るのだそう。ぴかぴかのうどんはもうもち持ちして最高です！
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6代目のご主人の一番怖いのは、この常連のお客さんだそうです。いいお店にはいいお客といいますがこのお客様が非常にしたが肥えていて、味がちょっと違うと指摘があるそうです。とにかく手抜きはできなくて、明治生まれの先代には「手を休めてはいけない」「このからだはお客様のためにあるのだ」という教えで、朝の6時からおみせにはいるのだそうです。
人柄も謙虚でまさにそば職人一筋。圧巻なのはわらびもち。これも100パーセントわらびの粉を使用し、きな粉もまだ出来立てで、あたたかく柔らかいもちで黒蜜もおいしくほっぺたが落ちそうなくらい本当においしい。
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帰りは品川神社へ行き、富士塚から、絶景の景色を眺めて品川を後にしましたが旧東海道にもいいところがあるのでまた是非この続きを行ってみたいと思います。
リンク
○蕎麦処 立会川 吉田家 - そば、懐石・会席料理、天ぷら、蕎麦、和食、日本料理、てんぷら、天プラ、天麩羅、天婦羅(立会川) [食べログ]
○品川神社
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