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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 11/15は...

09年11月07日

 [ラジオスケジュール] 

10月25日

三渓園お月見編

11月1日

砂町銀座そばや編

11月8日

飯山元湯温泉編

11月15日

都内鯛焼きめぐり編


※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[11月8日の放送内容]

飯山元湯温泉編

おはようございます。先日原宿の竹下通りを久しぶりに歩いてみました。
丹沢のふもとの愛甲郡から高校時代2時間以上もかけてよく来たものでした。

その頃面白いと思ったのは中国の雑貨店で有名な「大中」というお店。
20年以上昔はここに人民服が確か2800円ほどで売っていて、ジャケットとして好んでよく着ていました。今でも同じ場所にありましたが、もう人民服はなく小物にアクセサリー、靴、ジャンパーなどが売られていました。

コスプレの衣装やかわいい系のファッションが増えて変わってしまいましたね。その後表参道まで裏道を行き歩きましたが、素敵なアパレル関係のお店がどんどん増えて値段も手頃な店が多く楽しく歩いてきました。





秋と言いえば、紅葉と温泉ですよね。近場でどこかないかと思い出したのは高校時代に友達が住んでいた「飯山温泉」。演歌歌手時代、飯山温泉近くの飯山観音の「桜祭り」で歌った記憶があります。もう振袖で歌うことはないと思いますが・・・
「元湯旅館」という老舗旅館には、日帰りの湯があるそうで、今回はそこを目指して出発です。

小田急線に乗り新宿から1時間くらいの本厚木駅で下車。駅から車で20分も行くと、里山が広がり、子鮎川が流れていい風情です。この日は雨で川のある反対側の車道では「厚木駅伝」が行われてマラソンランナーの列が続いていました。
紅い橋の欄干が見えますと「飯山温泉郷」とあります。このちょっと高いところに「飯山観音」があり、私が歌った場所があります。

少し行くとここに大きなたぬきの置物が見えてきます。ここが今回行った「元湯旅館」さんです。一緒に行った都内に住む奥様は「あら!いいところね、京都の美山見たい!」。
小さな門の先には石畳が続き、両側は手入れされた木々が生い茂っています。約1万坪の敷地のなかに、川があり山がある、純和風旅館です。

ここの旅館はすべて離れの個室になっています。小部屋を案内されて早速温泉へ行きました。
うわぁ〜やはりここにもたぬきがいます。岩風呂のいいお風呂です。なんでもpH11.3の源泉は関東でも1、2といわれているアルカリ性の強さを誇るそうです。露天風呂もいい感じです。滝が流れ、夜はライトアップもされるそうですよ!
そして、熱すぎずぬる過ぎずのお湯が絶妙。もうこのまま暫く入っていたいそんな感じ。
また雨の日の温泉ってのも、しっとりしていいですね。




突然、サプライズが起こりました。本当は部屋でミニ会席をいただく予定でしたが、この日は「元湯旅館の協力会創立30周年」という記念行事が開催されていまして、地元の仕入れ業者さんやそのご家族の皆さん、ご来賓の厚木市長さんなどもお見えになっておられました。

地元の大衆劇団、ロスインディオスとシルビアさんのステージ、飯山温泉の芸者さんの舞台があり、私も皆さんと一緒に食事を楽しみ観覧することに。しかも、飛び入りで歌ってきましたよ!
さすが東京の奥座敷と呼ばれている温泉旅館の地元の皆さん。粋な旦那衆の掛け声で私もすっかり溶け込んで皆さんと楽しく過ごさせていただきました。

女将さんとお話しましたが、元湯旅館は明治8年にあったと「こうこくちし」という本に記録があったそうですから、近くには大山参りもあり、湯治場として人の往来があったのでしょうね。
そして女将さんは60代でしょうか目がぱっちりの美人なのですが、ベリーショートのヘアスタイル、サムイがよくお似合いで同性から見てもカッコイイです。元気でいられるのはお客様のお陰。パワーをもらっているのだとか。お話してリピーターがとても多いには納得です。




これからは紅葉に季節の会席料理や名物の牡丹鍋もお勧めとか、また12月には私も見に行きましたが宮が瀬湖のジャンボクリスマスツリーのイルミネーションも素敵です。

帰りにでも予約して日帰りで温泉と食事を楽しんではいかがでしょうか?



◇リンク◇

神奈川県の温泉 元湯旅館

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」: 厚木飯山温泉
千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」: たぬきのいる岩風呂

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