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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 2/21は...

10年02月14日

 [ラジオスケジュール] 

1月31日

宇都宮の餃子めぐり編

2月7日

茨城県日立市鵜の岬編

2月14日

西国分寺お蕎麦屋さんとお鷹の道編

2月21日

石神井公園といわはきちひろ美術館編


※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[2月14日の放送内容]

西国分寺お蕎麦屋さんとお鷹の道

私は時間があるとお昼に美味しいお蕎麦が無性に食べたくなります。それもできれば普段行ったことのない地域がいいなと、そこで見つけたのが西国分寺。新宿から30分ほどの西国分寺駅下車、南口を出て少し歩くと、いずみホールがあり、住宅街がある雰囲気の良い街並みで史跡どおりとあります。
目的のお蕎麦屋さんは府中街道泉交差点近くの通り沿いにありました。




二階建ての建物で壁に「潮うしお」というお蕎麦屋さんです。藍染の暖簾をくぐると、右手に4体の仏像がありました。阿弥陀如来像や地蔵菩薩など4体がガラスケースに飾られていて、まずお蕎麦屋さんで仏像を見たことはないのでびっくりしました。建物は古民家を移築したようで天井の梁がしっかりしています。

店内はクラッシックが流れています。手書きで書かれたお品書きは、小料理屋さんのように、白子小鍋立てやお造りなど、夜ゆっくり行きたい感じのお店です。そばきりを頼みます。テーブルには本日のお蕎麦は茨城県猿島郡のなになに・・ありました。

これは美味しいお蕎麦です。つなぎなしの10割蕎麦、細すぎず歯ごたえある、良くぞここまでお見事!
お勘定をしてつくづく仏像を見ていたらなんとカウンター奥からご主人が興味ありますか?いろいろ説明してくれた。ご自分で彫られたそうで、小さな光背のある仏像がお店を見渡すと天井や柱と柱の間においてあったり、表情もいろいろであくびしているもの泣いている仏像までいろいろありました。

ご主人はもとは日本料理店にいらして蕎麦屋を始めたとの事、どこかの有名なお寺の住職さんのように漂う雰囲気がどこか違う。「家へ来たるお客さん出仏像を始めた人が結構います。やったらどうですか?」と言われて...。やってみたいなと心ゆすぶられ...。このお店にまたゆっくり行きたいな...。という印象的でした。




ということで、おそばを食べて帰るつもりが、気持ちが和み散策することに。7、8分歩き、坂を下ると、近くの薬師堂や国分寺、楼門などいい風情です。更に歩いていくと「お鷹の道」という遊歩道があります。道幅は2メートルあるかないかの通りですが、周りは静かで木々が生い茂っています。また小川が流れて、耳をすますと水の音がさらさらと流れて、この日は暖かくて光が反射しさざなみがきれいです。
ホタルのすむ川と書いてある。真っ白のカラーの花も揺れています。結構この遊歩道あるきがいがあり、緑が多いことに気づきます。国分寺や小金井、三鷹方面まで続いています。

新鮮野菜など売っているお店もありました。真姿の池というのがあります。ここでたまたますれ違った私と同世代風の地元の女性らしき人に、道を尋ねました。親切に教えていただいて私と別れた後、この方はこの真姿の池の水で手を洗って、紅い鳥居の真姿弁才天という小さなお社でお参りしているのだそうです。何だかその姿が美しく新鮮に写ったので、感動し、ふと看板に書いてある言葉を読んでみました。
なんでも昔、不治の病にかかった絶世の美女が「この池で身を清めよ」と霊言を受け、快癒した言い伝えがあります。思わず私も手を洗い、おまいりをするとなんだか清々しい気持ちになりました。
 
休憩するには遊歩道沿いにテラスもある、喫茶店「おたカフェ」がいいかんじです。正面には古民家の文化財保存館がみえます。
抹茶のふわふわシフォンケーキにあったかいカフェオレをいただきながら、窓越しからの景色お蕎麦屋さんのお陰でいい気分転換になりました。






◇リンク◇

潮 うしお - 西国分寺/そば、和食(その他)、蕎麦 [食べログ]

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」: 西国分寺

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