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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 5/16は...

10年05月08日

 [ラジオスケジュール] 
4月25日柏市あけぼの農業公園編
5月2日加須市鯉のぼり工房編
5月9日館林つつじ編
5月16日明治神宮清正井編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[5月9日の放送内容]

館林つつじ編

さて今日の散歩道は「日本一のツツジ」で有名な群馬県館林へ出かけたお話です。
ゴールデンウィークのニュースで必ず、真っ赤なつつじの山が映像で流れます。館林へは、行ったことがありましたが、渋滞で通り過ぎただけでした。

ということで今回は、東武伊勢崎線 館林駅で下車します。改札を出た駅前広場には、ツツジの鉢がずら〜と並んで、色とりどり花が咲いていました。

ブルーのシャトルバスに乗りました。これはつつじヶ丘公園行きのバスです。
15分ほどで到着です。途中の車窓から見える青葉若葉がとってもきれいでした。館林は城下町で、つつじヶ丘公園のある城沼の対岸には本丸跡があるそうですね。

 ◇

つつじヶ丘公園の入り口の両側には、「館林のうどん」やお団子やお土産売り場が軒を連ねて賑やかです。
さて、入園料300円を払い中に入ります。つつじヶ丘公園は小高い丘になっていて想像以上に広く大きくてたくさんの山つつじがありました。

この日はまだ2部咲きでしたが、早咲きのものが結構あり、それはみごとです。大きいもので5メートルもありこれにびっしりと花が咲くので本当にきれい!

古いもので樹齢800年になるそうです。ちょうど見ごろとだったのは650年の「桃色山ツツジ」「乙女心」。枝が百日紅のようで古木なので黒っぽいですが、こんなつつじを見たのは初めてです。

ピンク色の花が本当に筒のようで花が密集している感じ・・また松ノ木も風情があっていい感じです。その先には、城沼という大きな沼が広がって、渡し舟が出ているようです。乗りました。

池は結構広いです。3分くらいで対岸へ着きました。上州空っ風!水面がきらきら輝いて、気持ちいいです。城沼から鶴生田川へ続いていますが、そこには約2.5km先まで鯉のぼりが5000匹泳いでいるので、ビックリしました。

 ◇

つつじヶ丘の先の本丸跡には、最後の城主の旧秋元別邸や、古い屋敷神社などがありました。
歴史ガイドさんにいろいろ質問すると、館林の生き字引と呼ばれている78歳の荒井孫四郎さんに出会い、館林の築城伝説で狐とのかかわりや、お辻お松のツツジ伝説のお話を熱っぽく語ってくださり、そのいわれのあるおびき稲荷神社や善長寺にもご案内いただきました。

館林城は、徳川家綱も城主だったこともあったそうです。そのほかに向井千秋さんの記念館、温室などを見学。
荒井さんは、館林の伝説を残そうと3年がかり紙芝居も作られているのだとか。
帰りは自前の軽トラで、お勧めのうどん屋さんまで送ってくださいました。いや〜お世話になりました。ありがとうございました。



館林は「上州3大うどん」井戸水を使用したコシのある太麺です。
市役所通りの老舗店「本丸」。もともと館林は小麦の産地。生麺よりも乾麺のほうが有名だったのです。それが、次第に食べさせるお店はないかということで、戦後まもなく創業されたそうです。

乾麺を売る売り場と、食堂とで別れています。館林の江戸末期のお城を中心とした町の絵が飾ってある側の席に座りました。
すると、ほうじ茶と名物ツツジの形の落雁のお菓子。店内もにぎやかです。

注文したのは「春野菜の天ぷらとざるうどん」うど・フキノトウ・あまどころ・・という山形のわけぎのようですが甘いもの、てんぷらつゆはやや甘口、薬味は本わさび・しょうが・ねぎ。吟醸酒・「尾瀬の雪解け」。
さて・・館林のうどんはみずみずしくて、コシがある。麺に勢いがあります。のど越しよく美味しい。女将さんの話では館林は寒い土地には小麦に含まれるグルテンが多いのでコシがあるとか・・
 
今年は寒い日が続きつつじの開花も遅いようですが、きっと今頃はあのつつじの山も真っ赤になっているのでしょう。


◇リンク◇

群馬県立つつじが岡公園ガイド
館林市公式ホームペ−ジ
== 館林うどん ==

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」:2010.04.25

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