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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 6/13は...

10年06月06日

 [ラジオスケジュール] 
5月23日滋賀県長浜市コンサート衣装工房見学編
5月30日滋賀県近江商人グルメ編
6月6日皇居東御苑編
6月13日熊谷市利き酒会編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[6月6日の放送内容]

皇居東御苑編

今日の散歩道は皇居にある「皇居東御苑」へ入ったお話。皇居の東側で「本丸・二の丸・三の丸」が開放され公園となりました。
もともと江戸城を築いたのは室町時代の太田道灌でした。その後乱世で最後は徳川家康により、江戸幕府ができ、ここに江戸城の再建と城下町を築き400年続いたのです。

この江戸城のあったところ全体を今は皇居と呼ばれています。東京駅を丸の内中央口へ出てそのまままっすぐ歩くと「皇居東御苑」の入り口である大手門へ向かいます。今も警備されています。昔は各大名や旗本の通用門だったのです。

ケヤキの門をくぐると受付があり入園票をもらいます。城を守る石垣が目を引きます。ほとんどが伊豆から持ってきたものだそうです。歩いていきますと鉄砲隊の休憩所があります。
百人番所。更に石垣の間を坂道上っていきます。汐見坂を上ります。ここから昔は日比谷入江が見えたとか。さてさてまずは芝生がまぶしい大奥の跡です。

そしてその後がいよいよ、天守閣のあったお城です。天守台が残されています。白っぽい石垣ですが時折黒っぽい石も混じっています。
これは江戸城が火事で燃えたときの煤で石が黒いのです。今から350年前の明暦3年に大火で消失、翌年再建の途中、もう天守閣は必要ないから町を復興させることを優先したため、この高さ10メートルの天守台の白い御影石だけが残ったということです。

小豆島から持ってきたそうです。すごいですね。実際には14メートルだったそうです。もし今もあれば日本一!江戸城天守閣は58メートル5層の天守で、屋根は銅版かわらで葺きでした。

 ◇

登ってみました。いい眺めですが天守閣から見ればもっとすごかったでしょう!海外からの観光客が目立ちベンチで休んでいました。何を感じているのでしょうか?

北を見ると北の丸の森、豊かな緑と日比谷の町や大手町といった高層ビルの調和が東京らしいです。江戸時代の丸の内は大名屋敷が立ち並んでいたそうです。昔の洋館風な建物は遠目からも目を引きます。反対側は本丸の全体が見えます。この天守台のところに井戸がありました。地下室もあったそうです。

 ◇

皇居の帰り昼食はおしゃれな和田倉噴水公園のレストランがお勧めです。木陰で一休みする人も多く見られます。噴水の水が暑い日ざしに涼しげです。

噴水公園は広いので、レストラン内からもガラス張りの室内から、青空に噴水の水が涼しげで皇居が見渡せます。天井高く100名近く入れます。ランチビュッフェ2,400円ですが品数が豊富。シェフがロースとビーフを切ってくれます。またスイーツも飲み物も食べ放題!女性に大人気のレストランなのです。



いかがでしたか?しかし江戸城は50年ほどたっていたそうですが、見たかったですね。もし今天守閣があれば観光の目玉間違いなしです。
なんでも江戸東京博物館で17日に13時から16時まで「復興図」が発表されるそうですよ。時間があれば是非見てみたいものです。


◇リンク◇

皇居東御苑 - 宮内庁

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」:2010.05.21

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