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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 7/4は...

10年06月27日

 [ラジオスケジュール] 
6月20日皇居編
6月27日はとバス・あの歌この歌編
7月4日シビックホール千花コンサート編
7月11日箱根登山鉄道編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[6月27日の放送内容]

はとバス・あの歌この歌編

さて今日の散歩道は、今巷で人気のはとバスツアーです。昔のバスガイドさんが懐メロを歌ってガイドしてドライブする企画があると聞き応募してみました。そしたらなんとこれが大当たり!



紺色の征服と帽子、黒いハンドバック、小柄な品の良いお顔立ちのバスガイドさん。
現在58歳。昭和46年から50年にハトバスでバスガイドさんとして活躍。39年前、はとバスが62年を迎えたということで、「昭和の懐かしい時代を振り返る」という企画が立ち上がり昔のバスガイドさんたちに声がかかったそうです。最長年齢は74歳だそうですよ。

この企画、最初はそんなにお客さんが集まると思わなかったそうですが、私が行ったこの日も一日6台のバスが出るという人気振りだったのです。文化放送のある浜松町駅、貿易センター南口1階にはとバスの発着所があります。
外国からのお客さんが非常に多くておどろいてしまいます。
9時に集合して、9時半出発。44名乗り満員です。



黄色いバスに乗ると階段、ガイドさんにご挨拶。現在の若いガイドさんとこの企画のために選ばれた昔のバスガイドさんの2名が乗車です。
座席は指定になっています。コースは浜松町から新橋、浜町、両国、浅草、上野、東京大学赤門前、御茶ノ水、靖国神社で参拝し休憩。皇居、銀座、東京駅で終了。料金は2500円 時間は9時半から12時半くらいです。

座席にはうれしい歌集、「あの歌この歌東京ドライブコース」歌の詩集です。表紙は昔のバスガールの写真で白い手袋にはマイク、順番に歌の歌詞が並んでいます。昭和20年から30年代の歌が中心です。やはりお客様は65歳くらいが中心で70代くらい。
バスの中にはカラオケの設備、テレビが3台あるのでみんなが歌える。ただしあまりに古いものはアカペラでした。私の隣の方もお一人で来られたようで、65歳の女性でした。よくこうしたツアーに申し込むそうです。

しかしガイドさん、歌もさることながらガイドを聞いていると、楽しい。時々芝居の名調子や詩吟などもでる。心地よい空間が広がります。
旧新橋駅の建物を通過した後、アカペラで鉄道唱歌、浜町あたりで「お富さん」。両国橋を通り「隅田川」、「花」ここで若いガイドさんが「東京スカイツリー」の説明、前回私が見たときよりもかなり高く398mでした。



歓声が沸き起こります。浅草は雷門をわき目にしながら「リンゴの歌」ちょうど上野駅につくと「ああ上野駅」、よくできたコースです。
ガイドさんは歌の間奏の間も薀蓄をしゃべり続けています。不忍池、岩崎弥太郎邸を過ぎ、今度は赤レンガつくりの東大、「高校三年生」。御茶ノ水で「ニコライの鐘」九段坂で「東京だよおっかさん」。

そして靖国神社で休憩と参拝をします。
私は参拝後、美味しいといわれている、茶屋のベンチでソフトクリームを食べました。



そして後半は、千鳥が淵、皇居・・先週お話しましたが、東京ディズニーランドの2.5個分の広さといっていました。
霞ヶ関の官庁街、桜田門、日比谷、そして「有楽町で逢いましょう」。銀座へ向かうと、「銀座かんかん娘」。信号待ちする歩行者の人が何だろうと珍しげに見ています。
そして商人の町として栄えた日本橋を渡ります。「東京音頭」盛り上がりましたよ。なんと66番まであるそうです。
そして、終了の東京駅が近づき「ここに幸あり」そしてフィナーレは「東京のバスガール」もう後の座席からは今までにない大きな声が聞こえ
皆さんそれぞれの思いを感じました。



いかがでしたか?全部で18曲でした。バスガイドさんは現在専業主婦だそうですが、こうしてお客様とふれあい楽しんでいただくことに無常の喜びを感じるとおっしゃっていました。

本当にそうです。ただバスに乗って、景色もそんなに見えなくても昭和の名ガイドさんの名調子を聞きば、お客さんも懐かしいあの時代へと戻った気分になったのでは!

そんなすがたを見ているだけで私の心もあったかい気分になりました。
そして時代とともにある流行歌の良さをしみじみ感じました。


◇リンク◇

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