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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 8/22は...

10年08月15日

 [ラジオスケジュール] 
8月1日久喜提灯祭り編
8月8日しながわ水族館編
8月15日神楽坂阿波踊り編
8月22日八王子銀河鉄道の夜プラネタリウム編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[8月15日の放送内容]

神楽坂阿波踊り編
 
今日のお話は神楽坂です。あのお洒落な神楽坂で「阿波踊り」が行われているというのです。私の知人が5年ほど前から「かぐら連」というところに入り毎年踊っているというので、練習と本番を見に出かけてきました。



飯田橋駅から数分の神楽坂は坂の町、神楽坂坂下から坂上まで約600m。そしてさらにその先の大久保通りを超え挟んだとおり400mですから、約1kmを踊るそうです。

さて私は阿波踊りの前日の出かけ練習風景を見てきました。坂の途中にある毘沙門天というお寺で稽古をしているそうです。阿波踊りのこの日まで練習は約3ヶ月くらい毎週行われています。地元の小学生、中学生、社会人など300人ほどで踊るそうです。こうした踊る集団を「連」というそうです。

かぐら連長小野田さんは、30代後半の日焼けした短髪で、身体はスリムで筋肉質なお兄さん。是非本番の最後の最後の踊りを見てくださいといわれました。稽古場では踊りの花である若い女性人30人ほどが練習中。両手をまっすぐに挙げて右手右足、左手左足と、上に伸びるような感じで色っぽく踊っていました。

それに比べて男踊りは、腰を落として外股に足を出して手の指先まで踊りは単純そうですが深いようです。お囃子も太鼓に笛、三味線と皆さんの練習も熱が入っていました。

私もおんな踊りを見よう見まねでやってみましたが、結構筋肉使いますね、でも慣れるとお囃子やみんなの動きでパワーをもらい楽しめそうです。そういえば体力使うのでやせたなんてお話を聞きました。



お稽古を見せていただいた後、地元のコンシェルジュの方が「坂の町」である神楽坂を約1時間案内してくれました。
今では3軒しかないという料亭を見て歩いたり、芸者さんのお稽古場である見番、石畳のある路地や横丁など歩き、神楽坂には夏目漱石など文人が多く住んでおりエピソードなど語っていただきました。
しゃべって飲んではいけないなんていう酒どころがあり、今でもそうした風情が残っているのも神楽坂らしいなと思いました。



翌日の本番は7時から行われます。この日、踊りに参加した「連」は23体、とにかく人、
人、人、です。沿道には場所取りをした大勢の見物客が見守り応援します。

狭い通りに坂の上まで阿波踊りの団体で埋め尽くされていました。地元だけではなく、目黒や銀座から応援にきていました。編み笠を半分にしたような形で目深にかぶる女性達の美しいこと、また赤や黄色、黄緑、紫色など色とりどりの浴衣。それに足元の足袋に下駄。つま先で踊っているようで、よく下駄がだめにならないかと関心。

2時間坂を往復しいよいよラスト5分。体力を振り絞ってのおどり、ものすごく早く踊って決めのポーズ!お囃子もそれにあわせ今度はスロー、最後はめちゃくちゃ踊って「そいやー!」で決める。いやいや迫力満点ご苦労様でした。



食事は神楽坂の横丁にある「享楽亭」というお蕎麦やさんへいきました。うどんとお蕎麦の合い盛りを食べましたが、冷たくしめたうどんはこしがあって美味しいし、お蕎麦もさすがにのどごしよくつるつるっといきました。


◇リンク◇

神楽坂まつり|神楽坂通り商店会
蕎楽亭

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」:2010.07.24

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