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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 3/20は...

11年03月13日

 [ラジオスケジュール]  
2月27日岩槻大川名人の蕎麦を食す会編
3月6日谷川温泉編
3月13日水戸偕楽園編
3月20日湯河原梅林編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[3月13日の放送内容]

水戸偕楽園編
 
今日の散歩道は、今年も梅を見に水戸の偕楽園へ行ってきました。
徳川斉昭により造られました。「弘道館」も有名です。水戸藩といえば「桜田門外の変」の映画のオープンセットも近くにあります。

偕楽園という呼び名は孟子の「いにしえの人は民と「ともに楽しむ」ゆえによく楽しむなり」という一節からとったものだそうで、そんな私が行ったのは梅祭りの前日で、まだ早咲きの梅の頃でした。



ということで、偕楽園は交通の都合上、ほとんどの人は「東門」から入場しますが、正式には北側の「表門」から入るそうです。静かで人の出入りがあまりないです。

かやぶきの重みのある表門を入っていきますと、奥には背の高い大杉林と孟宗竹。鬱蒼としたそれこそ光が入らない陰の世界をしばらく歩いていきます。いい意味で体にエネルギーを蓄えていくような、気持ちが引き締まる感じです。

すると幻想的、大きな白い大理石から湧き水が流れています。かつては茶の湯で使われていたそうです。偕楽園のイメージが変わります。

そして垣根のある小道を歩いていくと「好文亭」という、ここは有料のお屋敷があります。ここは斉昭公が文人墨客や家臣など招いたところです。しだれ梅の見事なこと。好文亭の一番うえの3階の部屋からは偕楽園が一望できます。ちょうど今の時期は梅の花も満開になり花が絨毯のように見えるんじゃないかな。



ここからは梅林が広がり陽の世界です。といいたいところですが広い梅林はまだ3分咲き程度でした。でも早咲きの梅も結構咲いています。聞くところによると今年は2週間早く梅が咲いたそうです。こんな話も出ました、赤い梅は実がならないそうで白のみ実がなるそうです。そういえばあちこちに梅のタネが落ちていました。

本当に梅の花は清楚で一つ一つ、つぼみもかわいいです。花にはひとつひとつ名前がついていて、古い古木の木は160年経つそうです。花の甘いいい香りがします。

人がならんでいます。これは水戸黄門ご一行さまとの記念撮影。別の場所には水戸の梅娘たちと一緒に記念撮影しました。またボランティアのガイドさん浦澤美智子さんにご案内、一番の見晴らしのいいところセンエキ台に案内していただきました。

ここからの眺めが一番いいといわれています。仙波湖という湖が見渡せて真下には赤い梅の花が見事に咲いています。また神社の近くの植木屋さんで紅白の梅の鉢を買ってきました。



そして食事ですが偕楽園のすぐ近くの日本料理店へ行こうと思ったら予約で満員。蕎麦マップがありどこにしようかと、車で探していたら「ともえ川」というお蕎麦屋さんがありそこへ入りました。

地元の常陸秋蕎麦を使用した美味しいお蕎麦、特製天ざるを注文。歯ごたえある、手打ちの長いお蕎麦です。海老の天ぷらなども美味しく頂きました。



家へ帰ってお土産に買ったものを食べました。まずは白あんを紫蘇の葉っぱでくるんだ水戸の銘菓「水戸の花」と小粒の納豆。二本の棒にでこぼこがついている、納豆専門の納豆の友と呼ばれる棒。これ便利であっという間に納豆がふわーっと掻き混ざります。

水戸の偕楽園の梅と最後は納豆といい旅でした。


◇リンク◇

偕楽園 | 茨城県営都市公園オフィシャルサイト

偕楽園 - Wikipedia

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」:2011.02.24

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