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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 6/12は...

11年06月05日

 [ラジオスケジュール]  
5月22日大船編
5月29日さいたま市盆栽村編
6月5日八千代市京成バラ園編
6月12日六本木ヒルズプラネタリウム編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[6月5日の放送内容]

八千代市京成バラ園
 
今日の散歩道はバラの花を見に行ったお話です。
「北斗の愛」のジャケットはバラの花束を抱えているのですが、これは大正時代の挿絵画家の高畠華宵さんの「薔薇の夢」という絵がモチーフになっているのです。

バラの花言葉は「愛」ですし5月6月はバラの花の時期でもあるので、無性にバラの花をたくさん見たくなりました。

そこで千葉県の八千代市にある「京成バラ園」というところへ行きました。



京成線八千代台駅からバスに乗って約20分くらいのところにあります。この日はなんと朝6時から開園している特別な時期で、私も早起きして9時に到着しました。

それにもかかわらずチケット売り場は列をなしていました。入り口にはもちろんバラです。一つの株からたくさんの枝に分かれてそこからまたたくさんのバラが咲いていてこんもりとそれは見事です。

休憩して椅子に腰掛けている人たちが居ます。ここから全体を眺めることができますが、本当にきれいです。赤や黄色、白にピンクに紫色、本当に色とりどりで、葉っぱの緑もいい感じです。

階段を下りて低くなった低地が整形式庭園と呼ばれているバラの庭園。真ん中の噴水を中心としてうまく直線や曲線で仕切られて色とりどりのバラを整列させています。

ここにあるのは春から秋にかけて咲くという四季咲きのものです。花が咲き終わると剪定し、約40日するとまた咲くそうです。

また園内にはバラの歴史を知ることができ、別の敷地ではオールドローズといって、1864年以前のバラは年に一度しか咲かなかったのです。それが人の手によって品種改良がされて多くの種類のバラが咲くようになったそうです。歴史や文化を感じました。

花びらも剣のようにするどいものもあれば、やさしい牡丹のようなたくさんの花びらのバラもあったり、またつるバラという樹の幹やアーチなどに利用されているバラや小さなバラまでと見ごたえがありました。

庭園の中心のエデンの泉という噴水のあるベンチに腰掛けて、うっとりとバラを見ていたらなんとジャケット写真のモデルにぴったりのバラがあったのです。

清楚な白くてオレンジがかったバラです。それでいて匂いが強いのです。まるで子供のころよく集めた紙石鹸のような懐かしい匂い。「薫乃・かおるの」といいます。すっかりファンになりました。いつまでもいつまでもこうしてバラを眺めていたくなりました。



レストラン「ラ・ローズ」でランチを食べました。朝摘んだばかりのハーブなど野菜ふんだんのカジキまぐろのトマトソースの煮込みと自家製パン、それに白ワインといつもの休日とは違った一日となりました。


◇リンク◇

京成バラ園芸株式会社

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」: 京成バラ園

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