スケジュール
【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 7/24は...
11年07月17日
[ラジオスケジュール]7月3日 | 堀切菖蒲園編 |
7月10日 | 水元公園編 |
7月17日 | 横浜赤レンガ倉庫編 |
7月24日 | 行田佐間天神社編 |
※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。
[7月17日の放送内容]
横浜赤レンガ倉庫編
今日の散歩道は横浜の赤レンガ倉庫へ行ったお話しです。先日横浜の関内でコンサートを行ったこともあり、益々横浜が好きになっちゃったんです。
ところで「赤レンガ倉庫」皆さんご存知ですよね?横浜の新名所として、倉庫はお洒落なインテリアに輸入雑貨それにレストランやジャズクラブといった赤レンガテーマパークになって人気の場所となりました。
今年で赤レンガ倉庫ができて100年。横浜へ来たついでにコンサートも終わりほっとしたくて訪れてみたのです。
◇
最寄の駅は桜木町駅です。ここは鉄道発祥の地で日本最古の駅です。
駅を出ると、近代的な高層ビル郡、バス乗り場には赤いバスが止まっています。「赤い靴号」と呼ばれる周遊バスでした。なんと100円で赤レンガ倉庫や山下公園、中華街、元町、港が見える丘公園、大桟橋など横浜を代表する観光地を回るというのです。
これに乗って約20分ほどで赤レンガ倉庫へ着きました。
何度か来ていますが、石畳の広いスペースに余計なものは何もなく、ふた棟の長いレンガつくりの倉庫のみ、明治44年にできたそうです。
そのころ倉庫には、葉タバコや羊毛、光学機械、洋酒、食料品がありそれらを桜木町の駅まで乗せたという列車のレールが残っています。天井にはデザイン性のあるお洒落な避雷針が10本近くあります。この建物の高さは3階建てで17m、長さは150m、幅22m。
一号館は関東大震災で半壊して半分の長さしかありませんが、レンガを一つ一つ見ると色もあせて全体で見るとそれがまた年季を感じます。何でも約318万個あるそうです。
若い人が多かったです。うまく倉庫を利用して、バックや雑貨屋さんにアクセサリーなど充実して楽しいです。
3階がレストラン街です。両側がずーっとベランダになって外を眺めて食事ができる。港が見える方とみなとみらいの観覧車が見える方。同じ赤レンガ倉庫が見えるほうとロケーションもいいです。
せっかくきたんで昼食をとろうと「ビアネクスト」に入りました。お店のロゴマークはこの倉庫内にあちこち見られる、倉庫の防火扉を閉める滑車にある、アルファベットTの字に似た、大きな鉄製の吊戸車と呼ばれるもの。
店内も天井が高くてはりが丸見えで鉄骨でできて頑丈そう。仔牛ロース肉のチーズカツレツをつまみにキリンビール横浜工場限定の当店おすすめビールと黒ビールで割ったハーフ&ハーフを飲みながら、いい気分。
窓から見えるレンガつくりの倉庫を眺めノスタルジックな気分に浸りながら、すごいものが作られていたんだなと歴史を感じていました。
◇
この後赤レンガ倉庫を出て、港へ行きました。今から150年前にここにペリー提督ご一行が来たという開港波止場へ行きました。
海風が心地よいです。港の少し先には象の鼻と呼ばれている防波堤が歩いていってみました。象の長い鼻の形をしていて昔からそう呼ばれているそうです。
ここにガス灯が5つほど並んでロマンチックなところです。港にはいろんな船が停泊していました。当時ここから外国へ行き来があり、夢と希望があふれていたのかと思うと、何だかわくわくするような気持ちになりました。
この後、船に乗って一時間周遊してきました。この日は薄曇りで蒸し暑いけど、出港し2階の甲板に出れば風が心地よいです。
山下公園方面へすすみ、氷川丸の近くを通り、ベイブリッジのほうへ進みますとガイドの声が流れます。すると船員の方が「今日はお客さんだけの貸切となりました」なんとも贅沢です。
◇リンク◇
イベント・グルメ・ショッピングの横浜赤レンガ倉庫
千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」:2011.07.11