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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 12/25は...

11年12月18日

 [ラジオスケジュール]  
12月4日北斗の町を訪ねて 山口県下松市北斗町編
12月11日北斗の町を訪ねて 山口県下松市観光編
12月18日絵本編
12月25日北斗の町を訪ねて 山口県下松編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[12月18日の放送内容] 

絵本編

今日の散歩道は絵本を探したお話です。
私、絵本が好きで、言葉だけではなく絵からもメッセージを受け取れるし、また言葉は少ないだけに心に残るものが多いのです。

「大きなリンゴ」とか「悲しい本」とか私の心を支える絵本がいくつかあります。



先週までお話しした、全国七つの北斗町を訪ねたなかで、北海道根室市へ行ったときに、町名の由来を教えていただくのに図書館の司書の方に資料をいただいたんです。その時、星に関する絵本が数冊ありました。

そのことを思い出して、本を取り寄せたいのだけど聞いたところ、絵本って全体の数が少ないらしくほとんど絶版なのだそうです。その中で唯一可能性があるのが「空のひしゃく北斗七星」。岩波文庫から出ているとのこと。

ということで、三省堂書店で聞いてみたら「かげろう文庫」というのがあり、結構いろんな絵本が取り揃えてあると聞き早速行ってきました。



小川町交差点から数分の郵便局の近くに本当にかげろうのように、ひっそりとまるで小物や雑貨店のような、本のぬくもりのするような書店がありました。

表にはデッサンや洋物の画集、翻訳物の絵本などが陳列されています。中に入ると難しいけど芸術に関する本や専門書が並んでいました。

こうしたところのお店の店主って、やっぱり冷やかしも多いのか私が真剣に探してるのが、わかるととっても親切に対応してくれました。でも「空のひしゃく星北斗七星」はないというのです。

そこで、行ってみたらと紹介されたのが2軒。まずは三和書房、神保町の交差点の近くの古書センターの5階にありました。エレベーターを出ると、狭いスペースに「めばえ」だと動物や機関車、絵本が所狭しとびっちりならんでいました。でもやっぱり北斗七星の本はありませんでした。

でもう1軒。同じ通りにある「神保町ブックハウス」という絵本専門店です。かわいいお店で中に入ると真ん中のスペースがベンチになって、ぬいぐるみがあって大人も励まされるような絵本って結構あるのです。ここでお勧めの絵本を1冊ご紹介。

近年映画化された「君のいる場所」という本です。絵がかわいいので思わず買っちゃいました。ストーリーは単純、隣同士に住む若い男女、男は玄関を右へ曲がる癖があり、女は玄関を左に曲がる癖があって、偶然の出会いを別の場所でして恋に落ちるのだけど、お互いの右に曲がる癖、左に曲がる癖で、出会えない。それで最後にあきらめたところで出会えて、ハッピーエンド。さみしそうにしている絵がいいんですよね、表情や風景などがやっぱり情感をそそるといいますか...。

ということでやっぱり北斗七星の本はありませんでした。なければないほど探してみたくなるもので、今度、どんな内容なのか図書館へ行って、探してみようと思います。



ということで、お昼はかげろう書房の近くのカウンターの赤いドアのイタリアンレストラ
ン。なかなか美味しいお店に出会いました。

ここでトマトソースのパスタを食べてきました。またボジョレーヌーボ解禁ということでお勧めのワインも。今年は美味しいらしですよ。確かに程よく酸味とコクがあり結構いけてました。

それから数日後、品川の駅中デパートの2階の本屋さんへ行ったら、私好みの本が置いてある本屋さんがありました。ここに探し求めていた絵本の一つがありましたよ!赤と青のめがねで見るといろんな星座が立体で浮き出る「星の本」。見つけてうれしかったです。


◇リンク◇

三省堂書店
かげろう文庫
三和書房 ~『あなたのライブラリー』 三和書房 ONLINE インターネット版 街の本屋さん =兵庫県尼崎市= ~
ブックハウス神保町:児童書とバーゲンブックの本屋さん


今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)

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