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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 1/8は...

12年01月01日

 [ラジオスケジュール]  
12月18日絵本編
12月25日北斗の町を訪ねて 山口県下松編
1月1日諏訪市北斗神社編
1月8日諏訪大社付近散策編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[1月1日の放送内容] 

諏訪市北斗神社編

新年あけましておめでとうございます。元旦の朝、放送日に当たるのは初めてです。

今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?初詣など夜通し起きていて、さてこれから寝るかーなんて方や、この番組を始めて聞く方もいらっしゃると思います。今年も元気につれづれ散歩をしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

初詣にもう行かれた方も、これからという方多いと思います。今日の散歩道は神社へ行ったお話です。

昨年から全国の北斗という、名前の付く七つの北斗町を訪ねる旅をした私ですが、ファンの方からの情報で「北斗神社」というところがあると聞いたのです。

ネットで調べてみましたら、山に面し階段を上がり、何だか地味であまり知られていないような神社です。

住所は長野県諏訪市・・電話番号もなく人もいないようなところです。茅野駅から徒歩40分しか、書いていないのです。ということは車では10分くらいかなと、住所さえわかれば何とかなるかとメモをしてとにかく、行ってみました。


新宿からあずさ5号に乗り午前中に到着、山梨県の甲府を過ぎると、車窓からの山の景色がきれい!澄み切った青空に、真っ白い雪に覆われた山の美しいこと。そして光の関係で富士山はシルエットのように見えてこれまた、神秘的。

さて茅野駅は初めてです。ホームに出ると、ヒヤッと風が冷たい。改札を出ると、国宝である縄文時代に発掘された、国宝の縄文ビーナスのレプリカがお出迎え。そんなに大きくなく、妊婦なんだそうですが、ウェストのくびれたお姉さんの像です。古くから人が住んでいたところなんですね。

さて改札を出ると、立派な観光案内所がすぐそばにあります。暖房が入っていて椅子もあってなかなかいい設備が整っています。ここで早速に「北斗神社」へ行きたいのですがご存知ですか?と女性のスタッフ二人に聞いてみると、首をかしげご存じないようでした。

ちょっと不安になった私ですがここまで来たのですからやっぱり行きたいと思って調べてもらうまでじっと待っていました。そこで、ネットで見た住所などべ調べてもらったら、なんと私が以前訪れた、御柱で有名な「諏訪大社の上社本宮」の手前に北斗神社がありました。

諏訪大社って、全国1万有余の諏訪神社の総本社で諏訪市と茅野市に4つの諏訪大社があるそのうちの1つ。1昨年この番組でも紹介したところです。

まさかその、上社本宮の手前にある北斗神社があるとは!といっても、地元のタクシーの運転手さんも知らないというのです。でも上社本宮の手前は一本道であるはず・・行って戻って降りてよく見ると、ありましたありました!

本当に地味な鳥居です。北斗神社と鳥居の前に小さな木に書かれています。「寿命の神様。あめのみなかぬしのみことを祀る・・。このアメノミナカヌシノ命は北極星のことらしく文政8年に創建されたと書いてあります。

間口一軒くらいの狭いガタガタの石段、20cmから30cmの階段を上ってお社のあるところへ行くことにします。

霜が降りています。階段は200段あり、急斜面ですが、振り向くと見晴らしがよく、赤茶色や緑色の民家の屋根がいい雰囲気を出しています。お社のあるところは平らになっていますが、ほとんど人が訪れていないような感じです。でも月桂冠の一升瓶と飴が奉納されていました。

お社は手が入らないように鍵がかかっていますが中を見ると、しめ縄のようなものが、壁にいくつか、かかっていました。そして蛍光灯がついていました。見上げると確かに北斗神社と書いてありました。感動です。

参拝です。手を合わせると、「北斗の」おかげで昨年はいろんな人に助けられてあちこち行ったことなど、日ごろ、いろいろな方にお世話になっていることなど、やはり感謝という言葉意外に、私の頭には思い浮かんできませんでした。

ここにはもちろん、誰もいませんので石の階段に腰かけると、ひとりでに「北斗の愛」口ずさんでしまいます。下を見ると人の姿が小さく見えます。通り過ぎた人も誰かいると気が付くと戻ってくる人もいますが、階段の迫力でまいっちゃうのか、登ろうとはしませんでした。

それにしても、いい気分です。空気はいいし、ここまで来た達成感もあるし、諏訪大社のすぐ近く、いいところだなとしみじみ感じます。とにかく今年は災害などない、一年であればいいなと思います。本年も「北斗の愛」で頑張ります。


ところで、北斗神社に奉納されている綱は、長寿を意味するそうです。これは明治時代から地域で広がった風習でもあるそうで、縄を編むことは、その分頑丈でなかなか切れません。延命を意味するとか・・また聞いた話ですがお社に小さな電球がついているらしく、それは灯明を意味して、北斗星につながっているらしいです。

また、私も最後はへばってしまった石段の階段は、200段ありました。これを1つ1つ登ればその数だけ延命するとか

◇リンク◇

千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」: 北斗神社・・


今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)

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