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【前回の内容】つれづれ・・・散歩道 3/11は...
12年03月04日
[3月4日の放送内容]
つくば市北斗寺編
おはようございます。先日北海道出身者による「アカシヤ会」という会に呼んでいただきました。場所は銀座お店は「ユーズ」といい、石原裕次郎さんの写真にゆかりの品々、ブロンズ像、画面には浅岡ルリ子さんとの共演されている映像など、石原裕次郎さん尽くしの店内でした。
カラオケ設備もあり北斗の愛を知ろうさせていただきました。北海道に多い北斗という地名、北海道出身者に受けていました。
今日の散歩道は茨城県つくば市へ行ったお話です。
実はつくば市に「北斗寺」があると聞いたのです。土浦からバスも出ているそうですが、初めての人にはわかりにくいそうで、地元の人に車で案内していただきました。
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つくば大学のある「学園東大通り」と国道125号線の間にあり、栗原小学校の近くです。周りには畑が広がり、ぽつんぽつんと民家がありのどかないいところです。また筑波山がとっても雄大です。遠くからしか見たことがなかったのですが、裾のほうも随分と広がっているんだなと見とれてしまいました。
北斗寺を見つけました。石碑が立っています「霊場・妙見大菩薩・別當北斗寺」。
参道を歩くと、子育て地蔵堂、そして「火の見やぐら」がありました。山門をくぐりますと境内です。鐘楼に妙見大師が安置される本堂、法要などが行われるお堂がありました。梅の花もつぼみが膨らんでいます。
昔ながらのいいお寺という感じですが、これで帰るのも味気ないなと思っていましたら、隣に住んでいるおじさんがいて、私がこのお寺を探しに東京からわざわざ来たという話をしたところ、住職さんにあったらいいといわれました。
住職はあいにく外出で、奥様がいらっしゃいましたので、ご挨拶をし、自己紹介をしました「北斗の愛」という歌を歌っているということや、全国の「北斗町」を訪ねたことなど話しました。
「北斗寺」というお寺があると知人から教えていただき、こうして訪ねてきましたと説明すると、お待ちくださいと北斗寺の由来と書かれた、一枚のパソコンで打った紙をいただきました。
それによりますと、なんでも中国の百済の国のりんしょう太子が国が亡びるときにこの妙見太師のお像を持って日本に渡ってきたと伝えられ、このお像を守ることによって太子も命を守ることができたそうです。
西暦820年に最仙上人によって、この栗原の地に「北斗寺」が建てられ、秘仏である「妙見大師」さまは年に一度「星祭」の時に護摩を焚き、ご開帳するそうです。
今年は1月29日に行いましたとのこと、もっと早く知っていれば歌っていただくのに、と言われうれしく思いました。
ところで、この「妙見大師」は北極星の神様で、いつも北を向いていることから人生の道を導いてくれる開運の守護神として信仰されています(勝負開運、学業成就、商売繁盛)。山口の下松市にある、妙見宮は菩薩様で柔和でした。
堂へ入れていただき、代わりの妙見大師様の仏像を拝ませていただきました。こちらは亀の上に立ち、鎧をまとい、右手に剣を持った男子でした。勝利の神様でもあるそうです。
住職さんの奥様に下松の松の木に北斗七星が降りてきた話をすると、興味を持って聞いてくださって、山口に関係あると知っていました。やっぱり同じ名前というのは共通のものがあるんですね。不思議な縁を感じました。
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せっかくつくば市まできたので帰りは筑波山まで行きました。実はリスナーさんから「北斗岩」があると聞いていたのです。ところが頂上から20分ほど下山したところというのです。時間が足りずしかも靴もヒール7cmの靴でした。まだまだ凍結しているし危ないということで、今回はあきらめて、また改めて筑波山へ行こうと思います。
◇リンク◇
真言宗豊山派 北斗寺| つくば市
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 茨城県龍ヶ崎市からつくば市へ
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 毎日、こんなことあんなこと・・
今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)