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スケジュール

【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 4/29は...

12年04月23日

[ラジオスケジュール]

4月8日 北辰のふくろう・秩父神社編
4月15日 池上線沿線・カラオケスナックたつみと洗足池編
4月22日 宮城県七が浜町ボランティア編
4月29日 高田馬場の鮨源本店編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。

 

[4月22日の放送内容]

宮城県七が浜町ボランティア編

今日の散歩道は昨年の7月にボランティアツアーに参加して陸前高田市へ行きました。

今回は、宮城県宮城郡七ガ浜町というところです。太平洋沿岸仙台からも比較的近くにあります。知らなかったのですが外国人の別荘地で海外では知られているところです。

深夜に近い夜11時半に新宿を出発、40名の参加でした。

津波の被害を受けた被災地に入るとやはり、がれきの山が目につきます。1日も早く受け入れ先が見つかるといいなと思いながら見ていました。朝8時45分に「七が浜町ボランティアセンター」の方へ着きました。通常は100名、休日は300名受け入れているそうです。

さて朝は東北弁のラジオ体操が行わるのです。

会社関係、個人、ボランティアツアーでの申し込み、事前にセンターへ申込み仕事の分配を決めるのです。

センターには長靴や手袋、スコップ等作業道具が用意されています。もちろん基本的には各自持参です。お茶やコーヒーの用意、車で宿泊する人は申請します。

シャワーも日中借りることができます。もう、こうしたボランティアは終わったという人がいますがまだまだです。復興はまだしていません。

大学生が多く南は熊本、広島、神戸石川県と受験で行けなかったのでずっと気になり、行きたいと思っていた。この目で見たかった。また60歳の女性は毎月一度来ています。震災で被災し、悔しいと思ったそうです。

日本のプライドのために一日も復興して欲しいという思いで来ていると言っていました。私も同じ小さな力でもみんなでやれば大きな力となると思っているからです。それに私自身も多くの人たちに支えられてきたので、自分も出来ることがあればしたいと思っていました。

ということで今回の作業場所は田んぼです。低地にある田んぼや畑は津波でやられました。大きな車などはもちろん、見た目はもう撤去されて綺麗に見えますが、近づいてみるとゴミがたくさん田んぼに埋まっています。

これをみんなで横に並んではゴミを拾っていきます。カーテンなどの布やガラス、サッシ、大きな石、あっという間にどのう袋は溜まって行きます。それを各自土手まで運んでいきます。腰が痛くなりますがみんな真剣。食事休憩挟み4時間、みんなでやるとやっぱりキレイになるのです。

それでもこれで田んぼが再開できるわけではなく、土を掘り返してまたきれいにし数年かかるというのです。

七つの浜がある七ヶ浜町は、外国人の三大避暑地として海外で知られているそうです。知らないのは日本人だけ。山の軽井沢、湖の野尻湖、海の七が浜、高台に素敵な別荘地が見えましたが明治時代からだそうです。

今回被災した海水浴場等、ボランティアのみなさんが協力して綺麗になったそうです。感謝の気持ちを込めて海開きを目指しています。

まだこの日の宿泊先は南三陸町です。車で1時間ほどかかります。防災庁舎で全員で手を合わせてきました。4階建の建物で40名亡くなられたそうです。

最後まで町内放送をして亡くなられた、若い女性のことが思い出されます。今回の作業を通じて思ったことはやはりボランティアの人ではまだまだ必要、被災地では復興していません、ボランティアの人数も減少しています。

そして今回の経験は地震大国である日本ですからいつどこで起こるかわからないので、体験としても経験することは良いことだと思います。

ツアーの宿泊先はシャネルの社長も慰問に来たというホテル観洋さんにお世話になりました。海沿いのホテルでこんな穏やかな海がなぜという感じです。部屋から海猫の鳴き声が聞こえます。温泉がとてもよく露天風呂からの眺めは素晴らしく満月が輝いていました。

朝、露天風呂に入りました。朝日が有名で、5時19分日の出が素晴らしかったです。ようやくわかめ採りが行われるようになったそうです。漁船が出ていました。

[お知らせ]
今日は南三陸町のさんさん街商店街で、毎月一度の復興市を行なっています。 ここで29日午前中歌うことになりました。

 

◇リンク◇

千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: ボランティアツアー・宮城県宮城郡七ヶ浜町

 

 

 

 

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