スケジュール
【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 6/3は...
12年05月27日
[ラジオスケジュール]
5月20日 | 渋谷ヒカリエ編 |
5月27日 | よみうりランド編 |
6月3日 | ハーレーダビッドソンサイドカーで東京見物編 |
6月10日 | キャンピングカーで四国旅行編 |
※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。
[5月27日の放送内容]
よみうりランド編
今日の散歩道は「よみうりランド」へ行ったお話です。
なんでまた遊園地なんて、と思うか方いらっしゃると思いますが、乗り物には何も乗らずに、ただあるものを見るために出かけたのです。
よみうりランドは、小学生のころに一度か二度行ったことがあります。実に30数年ぶりです。小田急線で読売ランド前で降りて、専用バスで行きます。休日で大賑わいです。観覧車が見えます。あぁなんとなく懐かしさが蘇るようなきもちです。
新緑の木々の美しいこと。入場料を払います。ジェットコースターやメリーゴーランド、イベント広場ではノコギリを三味線替わりの演奏。
今回の目的はこの園内にある「聖地公園」と呼ばれる公園があって、ここになんと日本で唯一、国の重要文化財である北斗七星や北極星の神様、妙見菩薩文化財があるというのです。
◇
この日は連休中もすごい人出、新緑がまばゆく青空に映えています。聖地公園は見当たりません。
よみうりランドのスタッフの女性に尋ねると、今日は点検している乗り物があり、公園方面に入ることができないそう…。聖地公園に来るために朝早起きしてきたと必死で訴えると、スタッフ同行で入れることになりました。
アシカショーの行われるスタジアムの脇を通ります。坂道が続き、遊歩道があり。緑が豊富で小さな小川が流れていて6月末にはホタルが放たれて見られるのだそうです。
このよみうりランドそのものが山で、ツツジや桜の木もたくさんあって自然が豊富ないいところです。その公園の頂上に寺院や仏像などがあるので「聖地公園」というのだとわかりました。
結構いい運動です。階段を上がり登っていくと青空に真っ白い寺院パゴタ。また驚いたのは国宝の仏像があったのです。正観世音菩薩です。台座に乗って目を見開いたような平安時代820年のもの。温度調節もされて穏やかな表情で見守ってくださっているようなオーラを放っています。
そしていよいよ北斗七星の神様でもある、妙見菩薩様にご対面です。途中歩いていると弘法大師はじめ宗派を開いた親鸞や道元などの銅像がずらっと何体も並んでいるところを通ります。そして赤い朱塗りの「多宝塔」奥に、八角堂がありました。
どうやらそこが妙見菩薩様が安置されているところのようです。鍵を開けて中を見せていただきました。3mくらいの高さで、1301年のもの。右手に剣を持ち、左手Vサインをしているように見えます。
海上安全、縁結び、安産、商売繁盛のご神様です。海上安全というのはこれまでいろんな妙見のお寺へ行きましたが初めて出て来た言葉です。
そういえば古来から北極星や北斗七星は船に乗る人たちにとって、道しるべだったと聞いています。やっぱりそうだったんだと思い、こうして北斗の愛の歌のご縁でこうしてお姿を拝めてありがたいなと思いました。
ここには社務所もありますが、誰もいませんでした。ここの管理は近くの穴沢天神社が管理をされているということでした。
静寂なところかと思うと、少し下へ降りていくとジェットコースターに乗る人の絶叫、このよみうりランドの来場している多くの人たちの安全やこの地域を守るためにここに置かれているのかなとふと思いました。
◇
せっかくなので帰りに聖地公園の仏像を管理している穴澤天神社へいきました。
昔はただの山で、よみうりランドができた頃にこうした、お堂や仏像等が置かれるようになったということです。残念ながら行くことができませんでしたが、毎年5月に今日訪れた妙見菩薩のお祭りがあるのだそうです。この時は地元の人たちが集まってお神楽やお弁当が来た人に振舞われるそうです。
◇リンク◇
【遊園地 よみうりランド】プール・バンジージャンプ・バーベキューなど
今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)