スケジュール
【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 7/8は...
12年07月01日
[ラジオスケジュール]
6月17日 | キャンピングカーで四国旅行編 その2 |
6月24日 | 新潟県佐渡島編 | 7月1日 | 浅草橋から両国まで編 |
7月8日 | 日比谷公園編 |
※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。
[7月1日の放送内容]
浅草橋から両国まで編
今日の散歩道は浅草橋から両国国技館まで散策したお話。 知り合いから誘われた、両国国技館で行われるいろんなものを売っている催事に行った際、せっかくなので浅草橋から歩いて両国まで行ってみようと思ったのです。
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浅草橋東口を出ると人形の秀月始め雛人形の看板があります。江戸通りという大通りを右に歩くと、大きなハサミの看板、刃物屋さんやアクセサリーのパーツ屋さん、下着や靴下をうってるお店には紳士ベルト500円靴下80円ストッキング50円とかすごく安かった。390円のブラウスとか・・
神田川にかかる浅草橋の途中眺めると江戸情緒、右手が三浦屋さんという屋形船屋さんで色とりどりの船があります。左がわ柳橋方面、川沿いに柳があり、ゆらゆら風に揺られてる…。両国は左の柳ばし方向だから川沿いを歩きました。船宿が続くあみ新、あみ春、井筒屋、鉢植えがたくさんあり生活感があり、和みます。
ここから見た風景はタイムスリップした江戸情緒がある・・少し行くと緑色の柳橋があっりました。橋の欄干にはかんざしの形の飾りが施されてています。神田川が隅田川へ続くところ・・いい感じです。
オシャレな赤い屋形舟が見えたので、花柳界の風情を感じました。橋のたもとには料亭があり、小松屋という木造の小さな佃煮屋さんがありました。お店に入ると、今の時期名物の「浅蜊のむき身」の佃煮と「一口穴子」をお皿に盛ってきてくれました。めちゃくちゃ濃厚だけど、味わい 深くて、即買いました。ご飯にお酒のつまみに最高。小さな木の丸い箱に入ってました。
明治時代からのお店だそうで50年前の柳橋の様子写真がありました。同じ場所とは思えない、小さな船、櫓がたくさん川に停泊してます。当時この川沿いには料理屋さんが軒を連ねてお客さんを船で運んでいたとか。
ここのご主人まだ50歳くらい?おすすめ場所を聞くと、この近くに小唄の市丸さんの住まいが「ルーサイトギャラリー」になつています行ってみてくださいとのこと。
歩いて数分、総武線の高架下をくぐると右手に、コンクリートの入口には入り口がある玄関までの敷石がいい感じ、一軒家で、亡くなられてここは不定期なギャラリーとカフェになっています。オシャレな素敵な御宅、陶芸の作品、大皿、器、ぐい呑み、と展示。二階へ行くと喫茶室、ここのベランダヘでると思わず声が出ました・・!
目の前がなんと隅田川、右手がアーチのようになった鉄橋がかった橋左手が東京スカイツリーがよく見えます。なんといいロケーション。ベランダには竹の庇があり8畳くらい木で作られています。粋だー!あの佃煮とお酒でのんびりしたらいいでしょう。市丸さんの小唄と三味線が聞こえてきそうでした。
でも、ここではアルコールはなし。水出し珈琲をいただきました。いっつもやってるわけじゃないのでラッキーでした。
川風が心地よく、隅田川の川のさざ波を見ていると、エネルギーもらえます。また行きかう水上バスや貨物船が、いつまでも飽きない。誰もいない、思いがけない贅沢なひとときでした。
ということで両国国技館で行われたのは6日間の催事は「まるやまファンタジック祭典」。まるやまさんという、呉服さんが一年に一度お客様のためのイベントだそうです。
着物に宝石、洋服、靴、バック、健康グッズ、お茶掴み取り、食パンとなんでもあり、本当に人でごった返しお母さん達が関東一円から大集合。お弁当屋お茶、バックと行っただけでいただける、神聖な土俵も下にしまわれているのか、おばちゃんたちで埋め尽くされていました。いやー御蔭で得した散歩道になりました。
◇リンク◇
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: ちょっといいもの・・