スケジュール
【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 8/5は...
12年07月29日
[ラジオスケジュール]
7月22日 | 森下朝顔市とさくら鍋編 |
7月29日 | モンゴル楽器とモンゴル料理編 |
8月5日 | 文京シビック小ホールコンサート編 |
8月12日 | 前愛川町長編 |
※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。
[7月29日の放送内容]
モンゴル楽器とモンゴル料理編
今日の散歩道はモンゴルに関するお話です。実は知り合いに誘われて、東京湾クルージングで横綱白鵬を囲む会があり行ってきました。
ジャズバンドの演奏があり、なんと私も横綱とデュエットしてきました、声が太くてしっかりしてうまいなーと思いました。
さて、そのステージでモンゴルの馬頭琴という楽器の演奏がありました。そこで聞いた演奏に惹きつけられてしまいました。
後日、その演奏家にお会いしました。ウルグンという29歳の青年で「フフホト市の芸術大学」に籍が置いてあり、馬頭琴を広めるために日本に来ているということでした。
で、私も体験することになりました。三味線のような形だけど、すべて木製です。楕円形の箱にギターのような棒が伸びています。その頭の部分が馬の顔になっていて二本の弦です。それを弓で引くのです。
弓の引く部分は馬のしっぽが百本くらい束ねられて平になって、弦を引いたり押したり・・すると胡弓や二胡ともまた雰囲気が違う、いい音色なんです。時間をつくって習うことにしました。
◇
先生と生徒さんと巣鴨にある「シリンゴル」というモンゴル料理専門店へ行くというのでご一緒しました。驚いたことに生徒さんは全員女性、しかも20代後半から30代で、中国語とモンゴル語も勉強しているそうです。女性に人気があると聞いていました本当でした。
私もこのお店数回行っていますが、モンゴルってこんなところなんだと思わせるお店作りと料理、そして馬頭琴の演奏付きです。シリンゴルとは内モンゴル自治区を流れる川の名前だそうです。モンゴル人が経営してもう19年になるそうです。
駅から大鳥神社方面に歩き住宅街にあります。お店に入ると、テーブル席の奥には座敷、モンゴルの草原の家、ゲルを模したような天井、羊のぬいぐるみ、ゲールと呼ばれるモンゴルの衣装等が飾られて、いい雰囲気のお店です
ここにも、モンゴル力士が訪れるようです。最初に、モンゴルの牛乳が出てきます。粉ミルクみたいですがここに岩塩がおいてあり、自分でおろし金で塩を入れます。それからモンゴルの揚げパン、水餃子、肉まん。メインは羊の塩ゆで・・これが思ったより臭みがなくて美味しかったです。
そして、8時に馬頭琴の演奏がありました。結婚式によく使う曲や川の美しさをイメージした曲が演奏されました。本当に広大な草原にぴったりの音色に、日本にいながらモンゴルモードでした。
全く知らない人たちと、モンゴルの馬頭琴がご縁で仲良くなり、私もギターやピアノと習っていつ披露するのと言われて数年経っていますが、今回ご紹介した馬頭琴、ただ弓で引くだけでもいい音がして、指などに振動が伝わってくるのです心に入ってくるんですよね。
◇リンク◇
モンゴル料理店 シリンゴル
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 巣鴨・・「シリンゴル」
今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)