千花有黄(ちはなゆき)オフィシャルサイト

名前はリラ・・・

トップ > スケジュール > 【つれづれ・・・散歩道】1月13日 大山寺と鶴巻温泉編

スケジュール

【つれづれ・・・散歩道】1月13日 大山寺と鶴巻温泉編

13年01月13日

Pc140598 Pc140594

おはようございます。先週に引き続き大山へ行ったお話しです。

ケーブルカーの駅の終点の手前に「大山寺駅」というのがあります。奈良時代にできたお寺ですが初めてです。

ここのお不動さんは有名です。お寺の建物も彫刻などが凝っていて素晴らしいです。ここで厄除け名物の「かわらけ」というのをしてきました。

300円で小さなかわらのお皿を買います。厄除けと小さく書かれています。お寺の境内にこの瓦を投げるところが有り、一枚はこれまでの厄を払うために投げて、もう一枚はお願い事が叶うようになげるとのことでした。いろんな人にお世話になったことやいたらなかったことなど反省し、災害などなく元気で頑張れるようにと願いを込めて崖の下にむかって投げました・・

ということで、無事に大山詣りのあとは温泉です。伊勢原駅のお隣の「鶴巻温泉」駅へ場所を移しました。鶴巻温泉は明治時代より源泉地として多くの人に親しまれたそうです。

今回私が行った旅館「陣屋」さんは、食事ができ温泉もあるので家族と訪れたことがあります。和田義盛公の時代から自生する竹林と大きな池があり一万坪の庭園に囲まれています。あの宮崎駿監督も遠戚で幼少期この陣屋で過ごしていた時期があったそうで、大きな楠には「トトロの楠」と名付けられていました。また神奈川県で第一号の飲泉許可を取得されたそうです。

この温泉の特徴は世界有数のカルシュウムが含まれているのだそうです。入口には番頭さんが二人たっていて、太鼓があり、お客さんが来ると太鼓で合図をします。

これには理由があります。「陣屋事件」と言ってこの陣屋さんでは将棋や碁の名勝負が行われるのですが、昭和24年木村義雄名人と升田幸三八段の対局で升田さんが現れなかったそうです。升田さんいわく玄関から呼んだのに誰も出てこなかったというのです。それから太鼓を用意してお客が来ると合図するようになったそうです。

確かに番頭さんのいるところから玄関口まで、庭となっていて歩くと急いでも1分半くらいあるかもしれません。それにしても素敵なところで、入るとすぐに源泉口から温泉を飲むことができます。玄関までの砂利道には足元を照らす灯り、提灯など風情があります。

池には橋がかかって、その先には300年前の庄屋屋敷を移築した木造建築の「源氏館」が見えてきます。建物の奥にはテーブルと椅子が見えて、 お食事処です。食事をすると800円で入浴できます。露天風呂も大浴場もお湯がとっても良くて、大山で階段の上がり下がりで筋肉痛になったので、温泉のありがたさをつくづく感じました。かがり火で池の周りも明るくなってきました。

ここで、大山名物のやまと豚の味噌つけとお造りを夕食にして、自然の逞しさと昔ながらの建物に囲まれながら、なんとなく歴を感じるひとときでした。

このあと駅の近くのコーヒ店でコロンビアを飲み、数件ある中で見つけた「愛彩」という居酒屋によりスルメを肴に熱燗を飲んで帰ってきました。10年前は、旅館のお客さんが通りを歩いていて、お店によく来てくれたそうですが、マンションなどになって、めっきり人がすくなったといってさびしそうでした。また、近くへ行った時は立ち寄りますと言ってきました。

 

◇リンク◇

雨降山 大山寺
鶴巻温泉[神奈川県]旅館|元湯陣屋|TOPページ

千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 大山寺~「鶴巻温泉」へ・・・

 

今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)

 

文化放送『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ6:40〜6:55
次回、1月20日は、「蒲田黒湯温泉編」です。

 

これまでのラジオスケジュールは、コチラです。

 

 

 

スケジュールの一覧ページへ戻る