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【つれづれ・・・散歩道】2月10日 築地市場・マグロの競りと人気寿司店行列編

13年02月10日

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おはようございます。今年の築地での初競りで、大間のクロマグロが1億5千万円と世間を驚かせましたね。世界中の美味しいものが集まる築地市場。場内で美味しいものを食べたり、市場の活気や働いている人たちの姿を見るのもとっても刺激になります。

ということで今日の散歩道は築地市場へ行ったお話。実はマグロのせりを見学したのです。

一時は中止していましたが、カメラのフラッシュはだめとか人数規制ありで、また再開しています。と言っても誰でも入れるものではなくて先着順らしいのです。しかも受付は朝5時からだそうです。こんなに早い時間に行って入れなかったら大変と情報を集めると、何と4時には行ったほうが良いとのことでした。

朝3時45分到着、築地市場に勝鬨橋門というところのおさかな普及センターが集合場所、築地の朝はもう始まっていてト、レーラーなど荷物を積み込むトラックがどんどん入っていきます。まだ外は暗くて寒さがきつい。

私が一番乗りらしい。本当に人が来るのだろうか?と思いきや4時になるとあちこちから人が2人組、4人組と増えた。見ると欧米系の人やアジア系の夫婦です。年齢も20代から50代くらいまでのようです。

4時10分になるとおさかなセンターの建物に明かりが灯り室内で待つことになりました。あっという間に120名の定員が集まりました。時間は4時半でした。5時25分から50分が前半組の見学60人。後半は5時50分から6時15分60人だそうです。国際的に人気があるのですね。

警備員さんの案内でいよいよ~!競りが行われる大きな倉庫のようなとこへ案内されると、真ん中に見学者の細い通路が作れてそこで見ることに。

それにしても大きな冷凍のマグロがずらっと並んでいて圧巻でした。かなり広いところにマグロがいるのでしょうね。しっぽのところは切られてその手前の身の部分がべろっとめくられて、色艶をみるようになっています。業者さんがカマのようなものと、懐中電灯を手に、マグロの状態をチェックしています。

5時半になると、大きな鐘を鳴らして競りが始まりました。台の上に上がった男性が体育会系のダミ声でまるで体操をしているかのようにテンポよく、1番とか数字を言う、競る業者さんは指の形で値段を表している様です。すごいな~あっという間でした。1分で終わっちゃった感じです。

そいうことがこの倉庫内で、あちこちで行われています。そして、朱色の墨汁で競り落とした業者さんのお店の名前がマグロに書かれました。それにしてもこんな時間から築地で働く男性たちは、ちゃらちゃらするところなど全くなく、真剣勝負で頑張っているなとつくづく思いまし た。

そのあとはせっかく来たんので場内で食事です。人気のお寿司屋さんが2軒あり3時間並ぶと以前断念したことがありました。この日もやっぱり並んでいましたのでお店の人に聞いてみたら、4時間待ちますよと言われて、一瞬引きましたが、こんな経験もないだろうと私も覚悟を決めて並んだのです。

朝6時そして9時半まで・・日本人もいますが外国人も多い、ロシア系の人、アジア系の若者とやっぱり並んでいるんですようね~。寿司店は「寿司大」。お店は13人しか入れず、3人の板さん。お任せコース3900円2500円のふた種類です。

しかし、まっただけあってお寿司は新鮮そのもののネタで美味しかったですよ。10巻と巻物とお椀と、お好きなもの一巻大トロから始まって、氷見の寒ブリ、金目鯛とホッキ貝~もう新鮮でとろーとしています。白エビも甘くて美味しいし、定置網で一匹づつ、釣ったという鯵、身が締まって違うんですよね。

ここの穴子もふっくらと甘くにあがって良かったです。そして私のお好みリクエストは「牡蠣」です。これは殻付きで塩味もちょうどよく絶品でした。なぜ、こんなに寒いなか待ったのかと自分でも不思議ですが、築地で働く男たちの心意気を感じたせいかもしれません。

 

◇リンク◇

築地場外市場 - 公式ホームページ

千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 築地市場マグロの競り~行列の寿司大・・

 

今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)

 

文化放送『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ6:40〜6:55
次回、2月17日は、「東京国立博物館・円空展編」です。

 

これまでのラジオスケジュールは、コチラです。

  

 

 

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