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【つれづれ・・・散歩道】3月10日 こんな女でごめんなさいの秘話と撮影編

13年03月10日

Photo P2211261

先日プロモーションビデオの撮影で、都内あちこちロケしてきましたが、ブラウス一枚で海を見ているシーンなど笑顔とは裏腹で寒くて凍りついてしまました。こうした経験のない私、同じように雑誌の撮影をしているモデルさんを見て、なんのお仕事も大変なのだなとつくづく思いました。

ところで先週初めて私の新曲「こんな女でごめんなさい」を聞いていただきました。初めての「語り歌」で、これからコンサートやステージなどで歌うにつれ、その時の心の在り方でふと歌の気持ちに気が付いたり、あるいは悲しくなったり、歌に乗って気持ちが力強くなって、思考錯誤していくうちに味わい深くなっていくのかなと思います。今日の散歩道ではそんな新曲のできるまでをお話しようかと思います。

おかげさまで「つれづれ散歩道」も皆さんに支えていただき8年目に入りました。本当にありがたく感謝しています。スタートから歌の方も「ある黄昏」「帰郷」「あなたがいたから」「北斗の愛」と今回で5作目、その度に歌のことをお話させていただいています。

今回、次の新曲をどうするかということで私、事務所スタッフ、CMディレクター、コピーライターというクリエーターの方々を入れて数回、ざっくばらんに、食事をしながら4時間くらいと会話をしました。時には腹の立つような質問もありましたが、結果自分自身の過去を語ることになり、聞く方も話す方も真剣勝負でした。

まだ世に知られていない私ですから、依頼した作り手側に本人の持つ要素を伝えて行かなければ、あるいは歌とあってなければ説得力がないという考えで始めたのです。それから数日たち6ページに亘りコンセプトが出てきました。

それはやはりステージでマイクを持って笑顔で歌っている私よりも、日常、これまでの過去を色々語る見えない部分の私のほうがはるかに面白いということのないようでした。

それは文章だけ見ると、年齢も若くないし、別に美人でもなければ歌が上手いわけでもないという、ひどいもので、私も当初腹が立って読み返そうという気持ちにならず、引き出しにしまいこんでいました。それからご依頼する作家の先生はレコード会社のデイレクターの奨めで作詞は女性の作家で、微妙な女心やハッとした詩を書き、非常に乗っている先生ということで田久保真見先生にお願いすることになりましいた。

前作「北斗の愛」はつんくさんの作曲で壮大なスケール感のある前向きの応援歌でしたが、今度の作品はより個人的な誰でも身近に感じられるもので「悲しい女の歌」を作りたいというのは、先生もディレクターも一致しました。

作曲は弦哲也先生でしかも大御所、初めてです。両方の作家の先生方にこのコンセプトワークをお渡ししたということは意味があったのではないかと思います。

数日後、詞が出来上がったとディレクターからFAXが入ってきました。タイトルは「女のくすり指」「こんな女でごめんなさい」の2曲。シングル曲というのはA面B面の2曲なんです。「女のくすり指」がA面で考えられていましたが、わたしはもうひとつの「こんな女でごめんなさい」のタイトルに惹きつけられてしまいました。

4行詩になっていて、子供の頃の私、20代の私、30代の私そして過去を振り返る現在の心境そして「こんな女でごめんなさい」が何度も繰り返されていてとても強く印象に残りました。

最初に詩を読んだ時は、カラオケで歌う、女性ファンの皆さんが果たして謝るような歌を歌うのだろうかと疑問をもちましたが、後日、弦哲也先生によるギターでのこの歌の歌唱を聞き、心が動きました。 これはある程度人生を重ねて来た女性たち、あるいは男性の心に何か感じてもらえる歌ではいかと・・

 

◇リンク◇

千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: こんな女でごめんなさい
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 「こんな女でごめんなさい」PV撮影~
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: ジャケット写真できました!

 

◇次回予告◇

文化放送『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ6:40〜6:55
次回、3月17日は、「月島もんじゃと北千住編」です。

 

これまでのラジオスケジュールは、コチラです。

  

 

 

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