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【つれづれ･･･散歩道】4月21日 福島県三春町の三春滝桜編
13年04月24日
先日福島県郡山市の「みちのく歌謡祭り」という、東北六県のカラオケの上級者によるグランプリ大会がおこなれ、ゲストで呼んでいただきました。そしてここで生まれた歌い手さんには、「孫」で有名な大泉逸郎さんで、この日のメインゲストでした。
ということで、午前中郡山入りして散策へ行きました。
観光案内所へ行くと、お隣の三春町では日本三大桜がありますよと聞き早速行くことへ電車で15分です。三春町は二度目で8年ほど前にやはり桜を見に行ったことを思い出しました。
車で10分、田んぼの中に小高い丘が有り、みどりの地面に大きな大きな紅しだれ桜が、垂れた木の枝が馬のたてがみのように見え、なんとも言い難く、まるで神様が宿っているというようなのです。
そしてこの日は、かなり強い雨に見舞われ、桜もまだ４月上旬で2部咲き程度。ちなみにその大きさは木の高さ12ｍ、根の回り11ｍ、枝ぶりが幹から北へ4.6m、東へ10.7m、南へ13.9m、西へ14.5m、たくさんの木に支えられてひとつの太い幹から10本くらいの大きな枝に更に分かれて、まるで滝のように流れているように見えます。だから三春滝桜というそうです。
雨の中にポツポツと紅しだれの紅い桜のつぼみが滲むように見えて、それはそれで幻想的でした。観光ガイドの方になんで三春町は紅しだれが多いのでしょうか？と聞くとなんでもここの殿様が紅しだれ桜が好きだったそうです。面白いですね。
またこの滝桜の娘桜、孫桜、種まき桜なんていうのもあります。そうそう、三春町は、春になると一度に、梅、桜、ボタンと一斉に咲くのでそう付けられたそうで、今の季節本当に待ちに待っていた春という感じではないでしょうか。
食事は三春そうめんとほうろく焼きです。八文字屋さんというお店で名物の、油揚げのほうろく焼きというものを食べました。店内には名物の三春人形が飾られています。着物姿の豊かな表情の人形など愛らしいんです。実は私も7年前に行った時にデコ屋敷という、人形を作るところを見に行って、狐のお面を買って部屋に飾ってあります。
で「ほうろく焼きと三春そうめんのセット」注文しました。ほうろくはアルミの小さなフライパンみたいなもので、それで三角の油揚げを焼いているのです。中味は熱々のお豆腐の中にネギとフキのとうのお味噌で味付けられたものが入って、郷土の味わいを感じました。三春そうめんは、いわゆる素麺の細さよりも太くて、艶々でコシがあって美味しいです。
◇次回予告◇
文化放送『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ6:40〜6:55
ラジオ大阪『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ9:15〜9:30
次回、4月28日は、「永田町界隈と黒澤編」です。
これまでのラジオスケジュールは、コチラです。