千花有黄（ちはなゆき）オフィシャルサイト

おはようございます。この前、蒲田温泉という蒲田の銭湯の二階の会場でライブをさせていただきました。一番前に座った男性二人、その一人は20代そこそこ。

とってもノリノリでしたので、親子ですか？と聞いたら、初めて会う娘さんの結婚相手らしく、それがこの銭湯というのが何だかいいなっておもいました。裸の付き合いで心が打ち解けうまくいってくれるといいな～。なんて思ってしまいました。楽しいひと時でした。

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今日の散歩道は岩手県盛岡市へ行ったお話です。只今「こんな女でごめんなさい」の全国キャンペーン中、盛岡駅へ着くと爽やかな青々とした樹木が広がり、空気が澄んでいるよう。出演時間前にお昼でもとタクシーの運転手さんに、冷麺の美味しいお店を教えてくださいと尋ねると、櫻山神社の向かいの路地に「パイロン」というお店があるので行ってみてと言われました。

駅から車で5分ほどの宿泊先のホテルの通りは盛岡城跡公園のある通り沿いです。新緑が素晴らしく綺麗です。また東京駅と同じ設計者だという、赤レンガ作りの岩手銀行が修復中でありました。櫻山神社も歴史や謂れがあり興味津々ですが、まずは腹ごしらえです。

細い路地沿いには昔ながらの暖簾のかかった飲食店が軒を連ねています。「パイロン」はありました。中に入るとカウンターとテーブル席があり20人も入ればいっぱいです。冷麺のお店ではなく「じゃじゃ麺」のお店でした。「ジャージャー麺」とは違います。注文の仕方も何もわからないので教えていただきました。

大中小とありますので小を頼みます。すると白いうどんとはまた違ったアツアツに茹で上がった麺の上に刻んだきゅうりやネギ、しょうがなどたっぷりのっていて、中央にはうぐいす色のような特製味噌が乗っていました。これをぐちゃぐちゃに混ぜて食べてくださいとのことです。お酢やラー油をかけて食べると美味しい。

で生卵がたくさん置いてあるので「どうするのかと」聞くと、食べ終わったらお椀に卵を割ってお皿に溶く、そしてカウンターに持って行って、スープを入れてもらい卵スープの出来上がり。「チータンタン」ということでほとんどの、お客はこれを雪駄で食べていました。まさに地元の味です。感動しました。

そのあとは宮沢賢治の故郷花巻へ移動しました。あの「銀河鉄道の夜」は私が初めて演じたお芝居でした。盛岡から車で移動しましたが広々とした田園風景に野の花がとても綺麗で心が洗われるようです。

中でも感激したのは宮沢賢治の実の弟さんのお孫さんにお会いできたことです。どこととなく、顔の輪郭や目元が賢治さんに似ています、洋館作りのこの屋敷は宮沢賢治さんのいろいろなグッズが置いてあり、二階はカフェになっています。ここでしか売っていないという宮沢賢治が使っていたという手帳の複製を買いました。中に鉛筆文字でメモが書かれていたり、「雨ニモマケズ風にも負けずの」文章が書いてありました。

数時間で盛岡へ帰りましたがまた改めてゆっくり散策したかったです。朝早起きして、盛岡城あと公園を散策してきました。なんと宮沢賢治が幼少の頃住んでいたそうで、宮沢賢治の歌碑があり井戸水がありました。

住民の方に聞くと美味しいので毎朝ペットボトルに水を汲みに来ているそうです。飲んでみると確かに冷たくてとっても美味しいです。学生や会社へ出勤する前に水を飲んだりと朝の風景にどことなく品の良さを感じました。

◇リンク◇

ぐるなび - 白龍本店(盛岡)
宮沢賢治の店 林風舎
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 岩手県盛岡～遠野市キャンペーン

今回訪れた場所は、 ココ（Google Mapへ）

◇次回予告◇

文化放送『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ6:40〜6:55
ラジオ大阪『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ9:15〜9:30

次回、7月7日は、「岩手県遠野市編」です。

これまでのラジオスケジュールは、コチラです。