西国分寺
西国分寺へそばを食べにいきました。
南口を出て、史跡通りへ行き、陸橋を渡りると泉町交差点にでる。
左手の多喜窪通りへ少し行くと
「潮」という 黄色っぽい壁の二階建てのお蕎麦屋さんがある。
ただ、西国分寺にある、美味しいお蕎麦屋さんという情報のみで、
お昼のピークを過ぎたころ到着、
戸を開けると、いい雰囲気、見上げると建物の天井の梁がすごい、
なんでも古民家を移築されて建てたそうだ。
オーソドックスに「そばきり」を注文、
店内には、静かにクラッシックが流れる。
見ると、壁に貼ってある品書きの品々が美味しそう。「白子の小鍋たて」他、つまみを食べてゆっくりお酒を飲み、最後にそばで締めるのべきだったと思うが、
次の食事のこともあり、躊躇しているうちに、もう
そばきりが出来上がってしまった。
茨城産の10割そばでねばりけも適当にある。細く打ってある、食べるとうまい、さすがだ。
つゆは甘くも辛くもなく、砂糖控えめでこくがある。
感動したのはご主人が彫られたという仏像4体が、ガラスケースの中に飾ってある。
また残った木で、小さな仏様が柱と柱の間にそーっとおいてあったりする。
あくびした表情や泣いている顔様々・・ご主人はそんな僧のようにも見えてきた。
初めて訪れた私が一生懸命に仏像を見ているのが気になったのか、お客もいなかったので解説をしてくださった。ユーモラスな人柄、生活の中にご自身が楽しまれているように思え、一期一会、とっても癒された。
機会があればまた友人を連れて、ゆっくり過ごしたいと思う。