実は今、「さくら草」の歌のための着物を作っていただいているのです。
工房を見学してきました。場所は奇遇にも古巣の池袋です。なんといきなり肉まんを食べて腹ごしらえ
土田英彦先生です。先生をご紹介いただいたのは、私が演歌時代から
お世話になった横浜の呉服店「いのうえ」の元ご主人。井上さんがプロデュースしてくださったのです。
槌田先生のお話によると、最初にデッサンしたのは町で見かける茎の長いさくら草でしたが、田島が原のさくら草は原種で大きくないので、短めに描きました。花の配置など構図も素人の私にはわかりませんが、染めた反物に色を付けるということは、絶対に失敗はできないということだけはよくわかりました。
・・ということでたのしみです。土田先生は洋画家出身だそうで、やさしいタッチで描かいています。色もたくさん種類があり、どんな色つくりをするかは先生によってそれぞれ違います。
昔は火鉢の熱で描いた布を乾かしていたそうですが、今はコンロです。