皆さんお元気でしょうか?
今朝の朝日新聞を読んでいて電車の中で、励まされた記事があった。
それは福島の南三陸町の戸倉中学で、球児の指導にあたられている先生の言葉。両親も、自宅も失い、同じ野球部の同僚は救出をしたはずが
津波にのまれ帰らぬ人になった。そんな状況にあっても
葬儀の日以外は、休まず野球の指導に通っているという。
何故そこまで?と言う記者の問いに
「何かに一心に打ち込める。それは最高に幸せなことだと生徒も私もきづいたんです。」・・そう、一生懸命になれるものがある、
私もハッとしました。
その後、国立博物館で「空海と密教美術展」を妙に観たくなり
何だか癒されたく救いを求めるような心境に・・
素晴らしかったです。
やっぱり、魂があるというか、最後の展示は8つの国宝級の仏像が
曼荼羅の世界を立体で表現してるらしいのですが、そこを歩いている観てるだけでも、1200年という年月を超え、なんとも言えない
神秘的な、すごく体が楽になるような気持ちでした。
帰りに上野駅の向かいで、福島の中学生の男女が夏休みを返上して、募金箱をもって訴えていました。
若い子ががんばっている姿に思わず涙が出てきました。
少しですが募金しました。苦しみを乗り越えて!私も心寄せながら、歌の世界に打ち込んでいきます。