いわさきちひろ美術館へいきました。
原画を見ることにより、
一層、淡い色彩が重なり合うことがわかる
自然な色は日常体験している。
たとえば黄昏時の空の青さと
夕焼け色のグラデーション
ちひろさんは、色彩の少ない冬を
子供たちの縞々のセーター、髪につけたリボン、
ミトンの手袋、お正月の着物、羽子板、カルタに
ぱっと明るい色彩をさし
その世界に自然と引きこまれた
色彩って、気持ちを明るくする効果がある。
それに、描かれている子供たちの活き活きとした、
ちょっとした表情や後姿
「おとなになるということ」
ちひろさんの真摯な生き方が、
文章に綴られていた。
自分の方から人を愛せるように
なっていくことが大人になることと・・
何も知らぬ若いだけの自分には戻りたくないと、
成長の喜びを語られていた。
また、購入した「別冊太陽いわさきちひろ」には
身内の方のお話に「真綿を鉄の棒でくるんだ人だった」
芯の強い、やさしい人。絵を見ていると、本当に伝わってくる