いわさきちひろ美術館へいきました。

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原画を見ることにより、

一層、淡い色彩が重なり合うことがわかる

自然な色は日常体験している。

たとえば黄昏時の空の青さと

夕焼け色のグラデーション

ちひろさんは、色彩の少ない冬を

子供たちの縞々のセーター、髪につけたリボン、

ミトンの手袋、お正月の着物、羽子板、カルタに

ぱっと明るい色彩をさし

その世界に自然と引きこまれた

色彩って、気持ちを明るくする効果がある。

それに、描かれている子供たちの活き活きとした、

ちょっとした表情や後姿

こころの動きが伝わってくる

 「おとなになるということ」

ちひろさんの真摯な生き方が、

文章に綴られていた。

自分の方から人を愛せるように

なっていくことが大人になることと・・

  何も知らぬ若いだけの自分には戻りたくないと、

成長の喜びを語られていた。

また、購入した「別冊太陽いわさきちひろ」には

身内の方のお話に「真綿を鉄の棒でくるんだ人だった」

   

   というエピソードがあった。018_2

      芯の強い、やさしい人。絵を見ていると、本当に伝わってくる

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