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スケジュール

【番組予告&前回の放送内容】つれづれ・・・散歩道 7/19は...

09年07月12日

--[ ラジオスケジュール ]--

7月5日「古河ホタル祭り編」
7月12日「相田みつを美術館編」
7月19日「池上本門寺・風鈴編」
7月26日「染物の町・新宿落合編」



※上記内容は予定となっていますので、変更される場合があります。  


--[ 7/5の放送内容 ]--

相田みつを美術館編


さて、今日の散歩道は有楽町にある「相田みつを美術館」へいったお話です。

相田みつをさんは詩人であり、書家であり、あの独特の書体で書かれた言葉「人間だもの」「一生感動一生青春」などたくさんの言葉で励まされた方は多いとおもいます。
実は私が歌っている「あなたがいたから」を作詞された下地亜記子先生は、相田みつをさんがとても好きだということでした。あらためて相田さんの直筆に触れてその世界に浸ってみたいと思い、出かけたのです。



場所は有楽町駅から歩いて2・3分東京国際フォーラムの中にあります。
国際フォーラムは7つのホールや展示ホール、33の会議室があることで知られています。建物はガラスの吹き抜けになって船をイメージ、通路も長くてB・G・Mにクラッシック音楽流れています。ここに「相田みつを」美術館がありました。

建物は第一ホール、第二ホールと二館あります。第一ホールは受付があり、展示、ミュージアムショップ、カフェがあります。この展示室は相田みつをさんの故郷、栃木県足利市の八幡山古墳群をイメージしたそうで、起伏に富んだ設計です。

直筆で見る言葉は一層温かく、包み込んでくるように心に訴えてきます。普通の美術館と違って文字です。それも誰にでもわかるような、心の中の思いや葛藤、すべてをさらけ出していることで、自分だけじゃないとほっとするのです。その文字がまた言葉と一体になって優しく気持ちを包んでくれます。

第2ホールでは相田さんのアトリエが再現されています。
6畳間に、創作台とよばれる机、相田さんの等身大の姿勢正しい写真、書道の道具。
両側には書き終えた文字が山積みになっています。そこに生前の相田さんの「いまここ」という一人語りのCDが流れています。人もいなかったので私がアトリエを訪れてお話を伺っているような錯覚を起こしてしまいました。

その中のお話の中で、話を聞いてくれる人がいるからおしゃべりができる。仏教で「七宝財」といって仏様さまからみて、しゃべることは宝ではなく、聴くことが宝となっている。というお話がありましたが・・私の拙い話を聴いてくださるリスナーさんへ、本当に感謝ですね。自分と重ね合わせて聞き入ってしまいました。



お土産売り場では親が子のためにカレンダーを買う姿など、とても美しいなと感じました。私も本を2冊、メッセージの入ったはがきを買いました。どれも一つ一つがなるほどと心当たりがあるので、お世話になった人や友人にも送ってあげたいなといろんな人が浮かんできます。

早速いつも私を励ましてくれる知人やちょっと元気の無い友に「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」や「根さえしっかりしていれば枝葉はどんなにゆれたっていいじゃないか 風にまかせておけばいい」などと書いてあるはがきにコメントをつけて送りました。

無料でくつろげるカフェもあり自分を見つめる時間が持てました。



美術館を出てちょっと遅い昼食は西銀座デパート銀座インズの中にあるスパゲッティ屋さん「ジャポネ」でたべました。もう30年続いてるお店でいつも行列。安くて、早く、それでおいしくて、ボリュームたっぷり、日本人風の味付けが特徴です。

カウンターだけのお店で「ジャリコ」という小松菜やトマト海老、肉など入った、醤油味のスパを食べて帰り、相田みつを美術館で癒されたあとはお腹も満ちて厚手の本を提げて帰りました。



東京国際フォーラム | 施設ガイド | ミュージアム | 相田みつを美術館
= 相田みつを美術館 Mitsuo Aida Museum =
相田みつを - Wikipedia
ジャポネ - 銀座、新橋、有楽町/パスタ・カレー・カレーライス - livedoor グルメ

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