スケジュール
【予告&前回の内容】つれづれ･･･散歩道 11/22は...
09年11月15日
［ラジオスケジュール］11月8日 | 飯山元湯温泉編 |
11月15日 | 都内鯛焼きめぐり編 |
11月22日 | 長野りんご狩り編 |
11月29日 | 広尾・青山美術館めぐり編 |
※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。
［11月15日の放送内容］
都内鯛焼きめぐり編
先日、「白い鯛焼き」を食べたというリスナーさんからのメールで鯛焼きめぐりをしたくなり、行ってきました。
リスナーさんが言っていた「白い鯛焼き」など新種の鯛焼きもたくさん売られて人気があるようですが、今回は老舗の名店へ行くことに・・・
○根津の鯛焼き
10時半開店で売り切れるとお店が閉まっちゃうとのことなので、一番に行きました。千代田線根津駅から約3分です。
店の前では女将さんらしき姿と、隣で鯛焼きを実演しているのが見えます。結構スマートで引き締まっている鯛焼き。やっぱり薄皮にあんこです。熱々の鯛焼きをすぐ食べると・・おいしい。香ばしい匂いと、ウエハースのようなちょっと甘みがあり薄いけどしっかりした皮がいけてます。尻尾まであんこが詰まって140円です。
○人形町の柳屋さん
さっきの根津の鯛焼きやさんはこちらののれんわけです。甘酒横丁の交差点のすぐ近く。少し歩くとちょっと焦げっぽい鯛焼きを焼く匂いがしますよ！すでに20人くらいの行列ができています。
やっぱり実演です。ここは作っているのがよく見えます。一つ一つ鯛焼きの鋳型に入れて強い火で焼き、リズムを取って手際よく生地にあんこを入れています。奥さんが焼きあがった鯛焼きの仕上げでハサミで整えます。さっきより少し甘さが控えめかな。とにかくあんこが熱くて店の前で食べたんですが、ひざにあんこが落ちて熱くて熱くて大変でした。小豆のつぶれ具合もいい感じの140円です。
○四谷のわかば
前の文化放送のすぐ近くにあります。大通りを坂本やという和菓子屋さんのところを入ると小さな路地に出ます。こんなところにと思い歩くと・・思わず笑いが出てきました。人が通りにはみ出して並んでいます。
説明書きには、殿方は頭から、ご婦人は尻尾からお召し上がりくださいとあります。もちろん私は尻尾から食べています。どのお店も尻尾まであんこが入っています。ここではすぐ食べられるように、鯛焼きをお皿に盛ってくれます。お茶もサービスです。わかばさんの鯛焼きはこんがり狐色でやや太り気味ですが、やっぱりあんこも皮も美味しいですね
○麻布十番の浪花家総本店
創業100年。ここはあの「およげたいやきくん」のモデルのお店です。その鯛焼き君のモデルも現在88歳。
当時は本当に儲かったそうです。今でも若い子やおじさんまでひっきりなしで、予約で贈答に使う人が一度にたくさんかって行くのでびっくりしました。
おじさんは３代目で、今では麻布十番の生き字引と呼ばれ、人気者。大阪食い倒れの太郎君みたい。
記念写真も一緒にとって下さるのです。タイヤきくんのモデルのように黄色と黒の縞々のティーシャツにオレンジのジャケットにジーパン、前掛け。それにコックさんの帽子に雪駄と粋なのです。
心がけてきた元気の秘訣はと聞くと、過去を振り返らないこと、頭を下げること、親切にすること、とおっしゃっていましたが、愛嬌があって美味しい鯛焼きにこだわり続けて商売してきた職人気質を感じました。今ではガイドブックにも載っているらしく、観光名所として外国人のお客さんが多いそうです。
ここも奥ですぐ食べられるようになっていますが二階では喫茶になっています。ひとつ150円です。
どこのお店も甲乙つけがたく、美味しかったです。ところで皆さんは鯛には天然と養殖があるのはご存知だとおもいますが、鯛焼きの世界にもあることを知っていましたか？今日ご紹介したお店は鯛だと天然に当たります。
天然の鯛は一本釣りで、ひとつひとつ型に生地を入れてあんこをいれ、またその上に生地をまるで塗っていくようでした。そして強火で焼いて一つ一つ作っていくのです。
養殖はその点、一度に複数できる今川焼き風です。昔はほとんどが天然焼きだったらしいのですが・・
４つ食べましたが結構夕方までお腹持ちましたね。やっぱりあんこが美味しいです。
お土産でそれぞれのお店で買い、鯛焼きを並べて写真に残しブログにアップしていますので良かったら見てください。
◇リンク◇
根津のたいやき(柳屋高級鯛焼本舗) 根津店 ねづのたいやき - livedoor グルメ
鯛焼き「柳屋」：中央区観光協会
東京名物 四谷たいやき わかばのホームページ
麻布十番商店街－お店紹介－フード－浪花家総本店
千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」: 鯛焼き巡り
千花有黄ブログ「つれづれ...散歩道」: 浪花家総本店