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【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 10/3は...

10年09月26日

 [ラジオスケジュール] 
9月19日モスバーガー編
9月26日愛川町編
10月3日東京湾クルージング編

※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。



[9月26日の放送内容]

愛川町編
 
おはようございます。昨日は私が幼少期から育った故郷でコンサートを終えました。
10歳で移り住み育った町には約8年間しか正式には過ごしていませんでしたが、それでも歌手となってからイベントなどで呼んでいただき、昨年はじめてミニコンサートを行いました。
そして昨夜地元の皆さんのお力添えで「つれづれ散歩道」がやってきたというこの番組タイトルのコンサートを文化会館で行うことができたのです。

私のうちのように仕事のため故郷を離れた人は多いと思います。実家に親はいますが東京での生活が長くなった私にとってこうして故郷でコンサートができたというのは非常にうれしいものでした。

今日はそんな私の故郷のお話です。



神奈川県愛甲郡愛川町という人口4万人の丹沢のふもとにあります。山と川と自然に恵まれた環境で、大正時代から昭和30年くらいまではかいこなど桑や製糸工業で盛んでしたが、陸軍飛行場が高度成長期時代に入り愛川町にも内陸工業団地というのができました。
現在その数106社。当時福岡県で銀行員だった父に知り合いから声がかかり、私が小学校5年のときに、引っ越しました。

はじめ親からは東京に引っ越すのだと聞かされ新幹線から東京タワーを見てその後愛川入りした私は子供心にショックでした。



ということで、コンサートの一と月ほど前に「勤労祭」という祭りに呼ばれました。
これは町内の勤労者や工業団地で働く人が中心で行われる勤労者と愛川町主催のお祭りです。

太鼓の演奏にフラダンス、よさこい踊り、ウイグル民族舞踊、華やかに最後は本場のサンバカーニバルの踊りなどにぎやかでした。
外国人籍の住民の移住率が県下一なんと2700人だそうです。

沿道の屋台では愛川名物の鮎や川魚の塩焼きに、酒まんじゅう、地酒や子供達に大人気の糸車をくるくる回してできる繊維産業がさかんな愛川の組みひもなどがありました。

国際交流屋台村には中国・ブラジル・タイ・ペルー・インドネシアなどブラジルのソーセージ焼き、タイの米の粉でつられた焼きそばペルーチキンの煮物にとうもろこしジュースなど、食べ物を通じ交流に花が咲いていました。私も二曲ほど歌ってきましたが沿道に腰掛けて子供と一緒に観ているお母さんに気づきました。見るとなんと同級生!顔が昔と同じ!すぐわかりました。うれしかったです。
 
 ◇
 
翌日は卒業した小学校、中学校と訪問することになりました。
高峰小学校の二宮金次郎の銅像が懐かしいです。また校庭が案外狭いこと。野球のバックネット、バスケットボールのゴールなど懐かしい!こんもりした丘も昔のままでした。教室は昔と違い暑い昨今クーラーがなくてかわいそうです。
東中学校では木造校舎はなくなりすっかり近代的になりました。

たまたま私の後輩に当たるバトミントン部の1年2年生30名ほどが階段のところで休んでいるところ、話をすることが出来ました。みんなこれから成長期、まだ身体も小さくて表情もあどけなくてかわいいですね。記念に写真を撮ってきました。

昔の私も、もしかしたらあんなふうに素直な時代があったのかなーと元気な女の子たちを見て思いました。校長先生にお会いし昭和57年度の卒業アルバムを見せていただきましたが、ぶすっとしたかわいくない私の顔がそこにありました。

校長先生のお話によると今の生徒さんは私の時代よりも大人が嫌いじゃなく、相当変わったといっていました。中学校時代はまだそんなに遠い昔には感じませんでしたが、あの頃の自分を思い出しこうして学校を訪問している自分が何だか照れくさいような気分でした。
 
小学校では教室に入ってみましたが、小さな机と椅子に時の流れを感じましたね・・小学校のPTA会長が同級生だなんて聞くと本当に驚いちゃいます。そんな年なのですね。皆さんも機会がありましたら母校を訪ねてみるのもいいものですよ。


◇リンク◇

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