スケジュール
【予告&前回の内容】つれづれ・・・散歩道 6/24は...
12年06月17日
[ラジオスケジュール]
6月3日 | ハーレーダビッドソンサイドカーで東京見物編 |
6月10日 | キャンピングカーで四国旅行編 |
6月17日 | キャンピングカーで四国旅行編 その2 |
6月24日 | 新潟県佐渡島編 |
※上記内容は予定となっていますので、変更される場合がございます。
[6月17日の放送内容]
キャンピングカーで四国旅行編 その2
今日の散歩道は先週に引き続き、四国へキャンピングカーで行ったお話。
前回は香川県の讃岐市でこんぴらさん詣でを篭へ乗って途中まで行き、憧れのうどんの聖地で讃岐うどんを食べ、うどん学校で実習をし、「北斗の愛」をかけて、うどんを足でこねたなんてお話をしました。
さて、その晩は、讃岐から今治市でキャンペーンをおこなってきました。食事もよかったです。今治名物の鳥の唐揚げセンザンギやいぎすという海藻や大豆の粉で作られたお豆腐、他鯛やサヨリ、うなぎの握り、などみんなで楽しいひとときでした。
さて、翌日はキャンピングカーのキッチンで、アスパラ等の野菜たっぷりのパスタにサラダや果物を食べて元気に出発!朝風呂ということで石鎚という道の駅で温泉に入りました。
さていよいよしらす漁が行われるという、今度は同じ愛媛県でも松山自動車道を通り、南側の宇和島方面へ向かいます。松山をすぎ八幡浜インターでおりました。1時間半くらいで今回お世話になった伊方町というところへ着きました。
伊方町は人口1万人ちょっとで、佐多岬半島がある細長い町です。山間をキャンピングカーが走っていきます。みかん山がたくさんあります。「みかんの花咲く丘」の流れる道路がありましたよ。そして赤い橋を渡り降っていくと、たくさんの家の屋根が見えて、宇和海が広がりいい雰囲気です。
今回お世話になったのは「木島水産」という網元です。建物には漢字で「群青」と大きく書いてあります。なるほど海の色は群青色に見えます。一階にはシラスを釜揚げにする大きな機械が置いてあります。二階は食堂で美味しいしらす丼が食べられます。漁へ行ったあとのお楽しみです。
早速、漁船に乗せてもらいしらす漁です。それにしても海の透明度には驚きます。とっても綺麗です。漁は船3隻で行います。1隻はしらすのいそうなところを探し、とったしらすを運搬します。他2隻が網を引っ張り三角形の形を作ります。網の長さは約200mくらい。
私が乗っている運搬船の網にしらすが入るような仕組みになっているんだそうです。網の中を見ていると小さな透明のしらすが泳いでいるのがよく見えます。船の大きな水槽に入っていきます。で・・捕れたて生しらす食べてみました。
これはうまい!それから網にはカワハギもたくさん入っていてびっくりです。で漁師さんがせっかくのカワハギを海に捨てちゃう・・あっもったいないというと、「大丈夫ですよたくさん獲ってあります、これは小さいので」ということで無事に漁が終わり20分ほど船に乗って戻りました。
これまた素晴らしい景色、岩場では釣りをやっている人がみえます。小学校や民家・・いいところです。だけど台風の時は玄関口なので大変ですよ。とのことです。
2階の「宇和海」という食堂で昼食、なんと1,000円で釜揚げ仕立てのしらす食べ放題、美味しいご飯の上に好きなだけしらすを乗せて、生しらすもいれて、青ネギ、そして真ん中に生卵を乗せて、特性のタレをかけて食べますと・・ほっぺたが落ちるくらいに新鮮でしらすもイキイキして、全然違う! それからさっきのカワハギ、お刺身にして肝と醤油で合えたタレをつけて食べるとこれまた最高!
ということで夜は海のすぐ近くの公民館でコンサートをさせていただきました、町内放送でコマーシャルしていただきました。近隣の地元の皆さんが駆けつけていただきお年寄りの人が多くて、懐かしい昭和の懐メロを沢山歌い喜んでいただきました。
コンサート終了後、網元へ戻り夜はバーベキューでした。木嶋さんにお話を伺うと昨年の暮れに「竜宮の使い」という深海魚が漁をしている網に引っかかったんだそうです。見せていただきましたが細長く銀色に光っていてこんなものが紛れ込んで本当にびっくりしました。時々とんでもないもの網にかかってそれが喜びであるそうです。ちなみに私たちが行ったこの日は鯛が引っかかっていました。網で焼いて食べました。
千葉からなんとここまで1,00kmのキャンピングカーの旅、本当に本当に楽しいひとときでした。
◇リンク◇
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 西宇和郡伊方町へシラス漁へ
今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)