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【つれづれ・・・散歩道】8月26日 内モンゴル編その1

12年08月26日

おはようございます。先日モンゴル楽器のお話をしましたが、たまたま日本の生徒さんの有志が内モンゴルへ行くというので、私も5日間ほど合流させてもらいました。内モンゴルは、もちろん初めてです。

モンゴルは北と南に別れていて、モンゴル力士の朝生龍や横綱白鵬関は北でモンゴル国です。私が行ったのは南で内モンゴル自治区で中国です。今日はそんなお話です。

羽田からまずは北京空港まで3時間半、今度は国内線に乗り換えてフフホト空港へ約1時間15分、空港へ近づくにつれて窓からは、緑色の山がいくつもいくつも連なってる広大な自然が見えました。

内モンゴルフフホト市は、人口240万人。8割が漢民族、2割がモンゴル人です。また、フフホト市内に私立幼稚園があります。日本人と共同で作られたそうですが、その日本の方は、私のよく知っている、公私共々お世話になっている方でした。

日本との時差は1時間、空港も大きくて、夏は観光客が多く、主に草原などへ行く南の中国人です。思ったより都会。今、フフホト市はバブルで、あちこちでビルが建設されています。空港から市街地を車で行きますが、車は結構スピードを出します。それにクラクションや割り込み、突然のユーターンは当たり前で、活気があります。

そんな市街地を抜けて少し行くと、商店街があります。道路にスイカにかぼちゃ、など売っていたり、同じ高さの二階建ての建物がずらっと並び、あらゆる業種のお店があります。車のタイヤやさん、電化製品、食堂、美容院・・座り込んでいる人など、市場の雰囲気です。それを過ぎると土でできた家があるところで、家畜の匂いがします。このあたりもいずれはマンションなどのビルが建つそうです。

ここに、馬頭琴工房があります。ここに教室の皆さんが馬頭琴を選んで購入しようとしています。棹である馬の頭の部分がたくさん並んで、先生に選んでいただきましたがとてもいい音がします。日本で買うよりも安くかえ、先生の友人ということでサービスしてくれると聞いて・・買っちゃいました!

この日の夜は市内の高級と呼ばれる内モンゴルレストランで食事です。夜のネオンはどこも派手です。3階建てのレストラン民族衣装の踊り子の看板に屋上には大きな馬の置物。中に入ると色とりどりの韓国の島チョゴリではないですが、ロングドレス女性人がお出迎えです。片方はチョリソなどが作られて調理場がおくに見えます。きれいなお店です。テーブルのある大きなフロアにはステージがあります。

地下は個室が並び、あちこちから音楽が聞こえてきます。内モンゴル芸術大学の先生やプロの音楽家など8名ほどが、私達日本人6名をもてなしてくれます。

全員がそろった頃、歌い手さんなどお店の楽団の皆さん、男女10名ほど来て、歓迎の歌をうたいます。馬頭琴、キーボード、歌、踊りと歓迎の歌の後は「羊の肉」がワゴンで運ばれてきました。それをみんなで食べるのです。必ずでてくる、モンゴルのミルクティーは塩味。お酒は38度のストレート。

そして何度も何度も、モンゴルの人が今日は遠くからみんなきてくれてうれしいと乾杯をし、飲み干します。面白いのは、次々と誰かが立ち上がって挨拶をするたびにコップのお酒をからにするのです。乾杯は「トクトーヨー」といいます。

他に川魚、果物はスイカや紫芋、コーン、塩茹での羊、野菜など・・食べきれないくらいご馳走です

みなさん、のん兵衛かと思えばそうではなく、たまにしか口に含みません。男性は無口が多いそうで、一生懸命飲んでもてなしているんだそうです。

ということで、モンゴル料理を堪能し、音楽に酔いしれたいい夜でした。驚いたのはケータイはみんなスマートフォンで、メールも漢字です。 何となく、進んでいるなと思い、驚きでした。

 

◇リンク◇

千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 内モンゴルフフホト市・・
千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 内モンゴル自治区フフホト市街地

 

今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)

 

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