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【つれづれ・・・散歩道】9月2日 内モンゴル・草原編

12年09月03日

おはようございます。今日の散歩道は先週に引き続き内モンゴル自治区へ行ったお話です。

モンゴルといえば草原と乗馬・・しかも時期は6月から8月くらいと短くて9月でも雪が降る日もあるとか。とにかく夏が短いのです。ということで今週は草原へ行ったお話です。

私が宿泊したフフホト市内から草原までは、車で約3時間。渋滞している市街地から草原へ行く有料道路に入ります。日本の高原で見かける、紫色の花に似た花が時折咲いています。また、山はいくつもの棟がいくつもいくつも連なっていました。

ゲルと呼ばれる遊牧民の暮らす白いテントのような形の建物がいくつも固まって建っています。モンゴル国では今でも遊牧民がいるそうですが、中国である内モンゴルには遊牧民はいないそうです。

ググンダラ草原へつきました。ここはかなり有名な観光地です。車から降りて外へ出ると涼しいです。市内では30度あったのに、ここでは長袖がちょうどよくて10月の陽気。なんとコスモスが咲いています。

モンゴルでは夏の時期ナーダムというお祭りがあります。そのお祭りで、男子がやらなければいけないものが3つ。馬、モンゴルズモウ、弓矢です。

ちょうど草原で競馬が行われていました。ほとんどが中国は南の地方からの観光客が多いと聞きました。子供たちが騎手をするレースが行われていました。

そして、このあと乗馬を経験しました。私たち8人が一緒になって走ります。誰も手綱を引く人もいないので怖かったのですがよく教育され、馬は集団で行動するそうでちっとも怖くなかったです。思わず、モンゴルの昔の騎馬民族だった時を想像してしまい、疑似体験したような気分です。

広い草原の小高い丘を30分かけて登っていきました。頂上に着くとお寺があります。岩や小石などで積み上げて作った結構大きな建物です。ここにキャンプのテントのように紐が四方八方張り巡らせてあって、首に巻くような色とりどりスカーフ色が膨大な数結んでありました。モンゴルカラーの青、白、黄色、紅・・チベット仏教から来ているということです。青は「願いが叶う」という意味らしく私はそれを買って、お寺の周りを三周し、持ち帰りました。

夜はまた最高でした。この草原は観光地化されているので、もっと田舎で草原のあるところが良いということで、更に1時間車で行きました。 それにしても、陽が長く8時半を過ぎてもまだ明るい夕陽が美しかったです。そして道なき道・・とにかく広々としてナビがあるわけでもなのによくわかるなと…。

ようやく、ゲルの建物が見えてきました。ここも宿泊施設とレストランがあるところです。モンゴル料理の羊の塩ゆでのお肉、焼いたもの、うどん入りスープ、野菜料理、果物、食べきれないほどの料理に、また馬頭琴の演奏や民謡、踊りと大いに盛り上がりました。外へ出ると茶碗を頭に乗せた踊りや歌でみんなで手をつないで踊りました。何かキャンプファイヤーの夜みたいでした。

この日は満月で月が明るくて通常は天の川が見えるのですって。でも北斗七星が良かったです。と・・・そこに流れ星!

朝5時になるともう明るくなります。めちゃくちゃ寒い・・11月の陽気です。草原の草が朝露に濡れてキラキラ光ってものすごく眩しくてだけどその自然の美しさは表現できない・・朝は井戸水で顔を洗って冷たかった~。

ただここはかなり田舎のゲルで・・トイレがないので青空トイレでした。いい経験しました。

 

◇リンク◇

千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 内モンゴル自治区 フフホト 草原~

 

今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)

 

次回、9月9日は、「内モンゴル・最終編」です。

 

 

 

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