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【つれづれ・・・散歩道】6月9日 新潟柏崎市越の誉酒蔵編

13年06月09日

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先週に引き続き柏崎市へ行ったお話です。前回は貞心尼という良寛さんと贈答歌で歌を交換して心を通わせ、良寛さんの最後を看取り受け継いだ女性のお話をご紹介しましたが、今回は酒蔵へ行ったお話です。創業200年という「越の誉」で有名な原酒造さんといいます。

従業員は50人そのうち14人がお酒を作っているそうです。ご案内いただいたのはなんと女性、酒屋に勤めていたらどんどん興味が出ていろいろ興味が出てきて10年目の40歳だそうです。私も蔵元は結構好きで時間がうまく合えば見学しますが新潟の蔵元は初めてです。

地元のお米たかねしきとご百万石という、柏崎のお米を使っているそうです。新米が出てお米のつぶを見て今年のお米の出来がわかるそうです。米粒の中心の部分に白い部分がきているほど良いそうです。米の張り、艶、透明なのは良くないとか・・また柏崎の水道水がお酒に適しているそうで2度濾過して使っています。

順々に説明を聞きながら見ていきますが、よく勉強されていますよね。やっぱりお楽しみはこうして見学して説明をお聞きしたあとの、お酒の試飲です。6年前の中越地震で木造建築だった蔵が倒壊しましたが、タンクに入っていたお酒は大丈夫だったそうです。今もその時の柱や写真などが残されて展示しています。現在はモダンなデザインで中庭もある素敵な酒蔵に変身しました。

色々試飲してきました。まず驚いたのが玄関口にある超巨大な杉玉です。これは酒蔵には必ずありますが直径1.3mだから驚きです。今回ご案内くださった南雲さんに酒蔵で働いていて何が楽しいかというと、やっぱりお酒を作っている時でその年のお米の出来で自分で麹を作るときの操作によって決まるのでやりがいがあるといっていました。それに毎日自宅で晩酌するんですって!

ということで試飲です。お土産売り場のところが試飲コーナー。銀の翼というお酒は柏崎市内でしか飲めないお酒で、クセもなく冷でも燗でも美味しいということです。自慢のお酒をいただきましたその名も「もろはく」8年間寝かせておいたお酒です。これは香りもよくお酒も飴色です。トロットするようなコクのあるお酒でした。

ガラス製の表面もぼこぼこしたお猪口でいただきましたが、6本くらい淡麗、純米、本醸造、超辛口プラス17なーんていうのをいただいたりと、コップ半分も飲んでないのにすっかりいい気分になってしまいました。

そして食事です。駅前のホテルの一階にある日本海というお店です。私が初めて観光協会の方に案内され「鯛茶漬け」を食べたお店です。なんと昨年どんぶり選手権で見事グランプリを獲得しました。だけど今回は他のお魚を食べようと思います。

地魚ということでお刺身に「はちのつめ」・・赤いメバル「つづのめ」・・きつねメバルという珍しいネーミングで頼んでみましたがやはり、日本海の荒海で身が引き締まってそれでいて甘みがある美味しいお魚です。他にはなまこ酢・・こりこりっと食感がよく菊の花が入っていました。真鯛の開き干しがまた美味しかった。身が意外に骨にくっついていてしゃぶって食べるとこれまた美味しいです。

なんだか物足りなくなりやっぱり地元の寿司屋さんへ行ってみることにしました。良心的なお店でした。「魚河岸」といいます。細長くお店の入口までのアプローチが長いのが京都みたいでいいです。カウンターの背にはなんと珍しいのが白バイ貝で10cmくらいの大きさでヌルヌルっとしていますが甘みがあって柔らかい。鯛、真鯛の開き、お米が旨すぎ。空気を入れる穴があいている、縦に線があるなどかなりの研究マイお猪口が有り、私は「花」と書いてあるおチョコで高台がついているのでリッチな気分です。このお店ではパソコンが置いてあり「こんな女でごめんなさい」を流して聞いてくれました。

ということで、柏崎市のお話を2週にわたりご紹介しましたが肝心のカラオケ大会は盛況で私もいい時間帯で「こんな女でごめんなさい」そして柏崎へくるきっかけとなった「北斗の愛」をご披露させていただきました。

 

◇リンク◇

越の誉ホームページ
ホテルサンシャイン柏崎
ようこそ魚河岸のホームページへ

千花有黄ブログ「つれづれ…散歩道」: 新潟県柏崎市~

 

今回訪れた場所は、 ココ(Google Mapへ)

 

◇次回予告◇

文化放送『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ6:40〜6:55
ラジオ大阪『千花有黄のつれづれ散歩道』日曜あさ9:15〜9:30

次回、6月16日は、「埼玉県吉見百穴編」です。

 

これまでのラジオスケジュールは、コチラです。

 

 

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