高尾山

金木犀の匂いが漂うと、春の沈丁花と同じに季節の移り変りを思い出させる。
甘いいい薫り。
さて先週の私の身近な事件は『高尾山』へいったことだ。初めて登ったのだが、あんなにきついとは思わなかった。確か知人のはなしではそんなにきついことはいってなかったので、軽く考えていたらコースが3つあったのだ。
ケーブルカーを使用するのが一般、寺院のところを通るコース、そしてもうひとつ、これが体力に自信がない人はやめた方がいいと係の人にいわれたが、おじいちゃん、おばあちゃんも歩いてるではないか。ならばきついコースをと私は奮い立った。この模様はラジオで話そうと思いますので聞いてね！
しかしいい体験をしましたよ。よく山登りは人生に例えられますがまさに、簡単にはつかない、もう山頂直前かと思えば、長い階段が待ち受けて、まだ先が続く。いくつもの山を越えてのぼりつめる経験は、今の私の心境にぴったりでやけくそになりながらよく実感できた。芸術も音楽もスポーツも、実業もトップになるのは大変な苦労をしなけれはあがれないと擬似体験しましたね。だけど山頂の夕日が素晴らしかったこと。今度は一度いったので楽しめると思う。ミシュランで外国人お薦めコースの高尾山。近場でこの体験はなかなかできないかも。
お寺も茶屋やそば屋もいい感じ。