長浜市から今度は琵琶湖を眺めながら、彦根を過ぎ旧中山道を通りました。細い通りですが松並木や古民家などが点在しています。愛荘町(あいしょう町)というところに65番目の愛知川宿がありました。夜はこの通り沿いにある

「竹平楼」という料理屋さんで食事をしました。このお店はそもそもは江戸時代

旅籠屋だったそうです。また明治天皇が2度お立ち寄りになられ、明治を築いた岩倉具視、大隈重信、井上馨、山岡鉄舟を伴われたそうです。

245年たった今でもその部屋はしめ縄で囲われて、保存されていました。

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部屋の奥の床の間が明治天皇御座所となっています。この窓から見える、庭の景色は同じように明治天皇も眺められた景色です。047 お迎えするために有名な宮大工に急遽、玄関やお休みする部屋や庭など大変な出費だったそうです。当時のお金で千円だったそうです。天皇側からは十五円、盃、紅白羽二重などいただき今でも家宝になっています。是非、京都などから近江へ足を伸ばし、彦根城などへ行った際には「竹平楼」さんへ立ち寄ってみては?女将さんが説明してくださいます。そしてお料理も素晴らしかったです。自慢の「鯉の飴煮」はお酒にあうんです。臭みもなく身もふっくらしてとってもいけます。中でも「ふな寿司」には驚きました。「二ゴロブナ」といいます。今では琵琶湖であまり取れなくなり高級食材なんです。はじめぷーンと発酵した匂いでしたが、卵の入った身を食べてみると046噛めば噛むほど、味が出て珍味です。057 053_2  他にもお造りに稚鮎やきんきの一夜干し・・食べきれないほどのご馳走に舌鼓。しかしラストはこのフナ寿司に熱いお湯をかけて食べるのが

地元では通だとか。もちろん私もいただいてみました!身体がイッキに温まりました。050 058

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