先日、人形作家の与勇輝・(あたえゆうき)さんの「昭和メモリアル与勇輝展」
を見に行ってきた。大変な人気で驚いた。
松屋銀座の8階で行われた。もう4階の階段から8階までずーっと並ぶ。
一日1万2千人ほど来場するとか!階段に並ぶおばちゃん達です。
与さんが、8歳の頃が終戦、戦中戦後を生きてきた子供達の人形展
兄弟が助け合い、生きてゆく姿、貧しさでも負けずに靴磨きをする少年、
おイモを食べ「美味しいね」と男の子。悲惨な当時に再び向かい合わなければこれほどの魂が乗りうつった人形にならない。そこにはどんな悲惨な状況で、生き抜いていかなければならない子供の姿。あどけない表情にも覚悟が見える。そして作者の一体一体への「愛」を感じる。